WRESTLE-1 1/19東京ドーム大会



招待券を譲っていただいたので急遽東京ドームに。中に入るとなんか知らんがホームベース後ろあたりにでっかいやぐら(右写真)。その後ろは当然のことながら、外野スタンドも全く使わないという大胆な座席レイアウト。

6時ちょっと過ぎ、ステージに4面ある巨大ビジョンにオープニング映像が流れる(左写真)。

リング上にはボブ・サップ(右写真)。この大会の「ホスト」なのだな。サップ、何やら荒れ狂ってターンバックルを外しては場外に投げつける。

その視線の先にはアーネスト・ホースト(左写真)。舌戦を繰り広げた結果、ホーストはメインでのシングルマッチを承諾。


第1試合 アブドーラ・ザ・ブッチャー vs Satayarn

非常におめでたいSatayarnの入場時映像(右写真)。テーマソングは佐竹雅昭の時と同じ「怪獣大戦争」。

先に入っていたブッチャーが花道でSatayarnを襲い試合開始(左写真)。ブッチャー地獄突き、ヘッドバット。両者リングイン。Satayarnはガウンを着たままブッチャーの顔面にキック連打、ブッチャー早くも額から流血。

Satayarnゴミ缶攻撃、頭に唐竹割り連打。ここでようやくガウンを脱ぐ。Satayarn回転水平チョップ、ローリングソバット連打。さらに顔面キック連打(右写真)。Satayarn踏み付け、ジャンプしてのヒップドロップ3連発からカバー、ブッチャーカウント2で弾き飛ばす。

Satayarnここで出ました金ダライ攻撃(左写真)。しかしブッチャーは3発目をブロックして地獄突き。

倒れたSatayarnに毒針エルボー(右写真)、カウント3。

ブッチャー(7分35秒 体固め)Satayarn

ブッチャーはマイクを取ると「昨夜私の親友のザ・シークが亡くなった。」と。それほどしんみりとしたマイクではなかったがブッチャーにとってはきっとショックだったんだろう。


第2試合 ミラノコレクションA.T.、YOSSINO、コンドッティ修司 vs アンソニー・W・森、ヘンリーIII世菅原、石森太ニ

先発はアンソニーとYOSSINO。素早い動きの両者、YOSSINOがホイップでアンソニーを宙に舞わす。アンソニーはフラワーブリッジ、YOSSINOブレーク、ヘンリーとコンドッティにタッチ。ロープワークからコンドッティがラリアット、ミラノにタッチ。ミラノはアンソニーとヘンリーを2人まとめて4の字に。石森がカット。ここで注目の石森がリングイン。石森コルバタ、619式ウラカン・ラナを見せる。アンソニーとYOSSINOにタッチ。YOSSINOがアンソニーをロープと両足で固める(左写真)。形容するのが難しい。

ヘンリーとミラノがリングイン、アンソニーとヘンリーがダブルのチョップ。ダブルでロープに振ってアンソニーがエルボー、ヘンリーがラリアット。石森にタッチ。ミラノとチョップ合戦、しかしミラノはジャベに絡め取る。アンソニーがカット。ミラノネックブリーカードロップ、自軍コーナーに連れて行き3人で攻撃(右写真)。コンドッティがブレーンバスター、カウント2。コンドッティフィストドロップ、YOSSINOスプラッシュ、ミラノセントーンの3連弾、ミラノカバー、カウント2。ダブルでコーナーに振る、石森低空ドロップキックで返しヘンリーにタッチ。

ヘンリーはYOSSINOにバッキンガムバックブリーカー、抱え上げるとブロックバスター。YOSSINOはコルバタからオクタパス(左写真)。ヘンリーはアンソニーにタッチ。アンソニーウラカン・ホイップ、コーナーに上ってミサイルキック。アンソニーがYOSSINOのバック取る、ミラノが入ってアンソニーに延髄蹴り。YOSSINOソル・ナシエンテに行くがヘンリーがカット。アンソニーは石森にタッチ。

ミラノがエンポリオ・アルマニッシュから石森をパラダイス・ロックに(右写真)。アンソニーがカット。ミラノはコンドッティにタッチ。アンソニーとヘンリーがダブルのブレーンバスター狙うがコンドッティは逆に2人をブレーンバスターで投げる。

コンドッティが石森にラリアット。コンドッティとYOSSINOが石森をリフトアップしてミラノが飛びつきのフェースクラッシャー(左写真)、アンソニーとヘンリーがカット。アンソニーとヘンリーはコンドッティに合体のネックブリーカードロップ。

石森がハンドスプリングでロープにぶつかり、その反動で逆回転してのムーンサルトフットスタンプ(右写真)。石森ロープに飛んでコンドッティに飛びつく、コンドッティキャッチ、石森高速ウラカン・ラナ、カウント3。

石森(13分18秒 ウラカン・ラナ)コンドッティ

W-1は試合前のボディチェック、「5分経過」「10分経過」コール、結果タイムのコールがないのね。石森の動きは前評判に違わず凄いものがあった。今度はもうちょっと間近で見てみたい。


第3試合 ケンドー・カシン vs サブゥー

ザ・シークの死去でショックがないわけのないサブゥー(左写真)、それでも試合しにわざわざ日本まで。

サブゥーがタックル、カシン切って十字に、サブゥーロープ。今度はカシンがタックルで倒しレッグロック、サブゥーをひっくり返すとキャメルクラッチに。カシン立ち上がる、サブゥースクールボーイからヒザ十字、カシンはアキレス腱固めに切り返す、サブゥーロープ。カシンストンピング、サブゥーが立ち上がるとカチ上げ式エルボースマッシュ。サブゥーはサミングで反撃。サブゥー張り手連打、コーナーに振るとロープに飛び乗ってのDDT、すかさずアラビアンプレス(右写真)。

サブゥーが腕を取って十字に、カシン難なく立ち上がると顔面踏みつけ。カシンエルボー、コーナーに振る、サブゥー切り返して串刺しラリアットに行くがカシンキャッチしてワキ固め、サブゥーロープ。サブゥー立ち上がると首投げで投げてギロチンドロップ。キャメルクラッチに。カシンは指に噛み付いてブレーク、そのままコーナーに上る(左写真)。サブゥー振りほどいて雪崩式フランケンに行くがカシン受けず。ロープ越しにぶら下がり十字固め、そのまま場外に。

サブゥーがイスを持ってリングに戻る。トリプルステップムーンサルト狙うがカシン足を引っ掛けて阻止。サブゥーはイスで一撃、カシンを場外に落とすとトリプルステッププランチャ(右写真)。

サブゥーはリングサイドに机をセットしてリングに戻る、カシンがエプロンに戻るとロープを飛び越えて回転エビ固めの要領(左写真)でパワーボムに。カシンこらえるがサブゥー強引に持っていく、カシンは机に叩き付けられる。

サブゥーがカシンをリングに戻しトリプルステップムーンサルト(右写真)、しかしヒザ同士がぶつかったらしくサブゥーも苦悶。サブゥーなんとか起き上がるとアトミックフェースバスター。

サブゥーはカシンをコーナーに上げて雪崩式フランケン、今度は成功。サブゥーコーナーに上る、カシンがイスでトップロープを叩くとバランスを崩す。カシンは雪崩式腕十字(左写真)、サブゥータップの前にゴング。レフェリーストップか?

カシン(12分28秒 腕ひしぎ十字固め)サブゥー

ギブアップしてないサブゥーはレフェリーに暴行。どっちも相手のフィールドに無理して入ろうとして中途半端に終わった感じ。サブゥーはリングサイドの机に自殺ダイブを敢行していたが、痛ましいだけ。


第4試合 ウルティモ・ドラゴン&カズ・ハヤシ vs ウルティモ・ゲレーロ&レイ・ブカネロ

先発はハヤシとブカネロ。ホイップ合戦からコーナーワーク、チョップ打ち合い、足のすくい合い、両軍タッチ。ゲレーロ腕の取り合いからワキ固め、ドラゴン回転してブロック。ゲレーロ足をすくって倒す、ドラゴンはコークスクリューシザーズに切り返す(右写真)。ドラゴンレッグホイップ、ゲレーロも返すがドラゴンは着地、両軍タッチ。

ブカネロショルダーブロック、パンチ。ロープに振ってすくい投げ、ハヤシキック、場外に出て殴り合うが両者すぐにリングに戻る。ハヤシロープに飛んでニールキック、レッグロックに取る。両軍タッチ。ドラゴンヘッドロックから反動をつけての首投げ(左写真)、ホイップで投げてからウラカン・ラナ、トペ・レベルサを鮮やかに決める。場外に落ちたブカネロにケブラーダの体勢、しかしブカネロが足を引っ張って阻止。ゲレーロは場外でハヤシをリフトアップ、落としたところにブカネロがスライディングキック。ブカネロはドラゴンの左腕にイス攻撃。

ハヤシをリングに戻すとダブルでロープに振ってダブルのすくい投げから両腕を固めて両側から引っ張って締め上げる、ドラゴンがカット。ゲレーロ十字、ハヤシロープ。さらにダブルのエルボードロップ、ダブルの顔面ドロップキック。ゲレーロがゴリースペシャルに捕らえてブカネロが飛びつきのネックブリーカードロップ(右写真)。ゲレーロがシーソーホイップからヒザの上にハヤシを固定、そこにブカネロがトップロープからローリングセントーン、カウント2。

ダブルでロープに振る、ハヤシクローズラインかわしドロップキックを2人に。ハヤシはブカネロにトペ。エプロンに出たゲレーロをドラゴンがコーナーからウルトラ・ウラカン・ホイップ(左写真)で花道に叩きつける。ハヤシとブカネロがリングに戻る。チョップ合戦、ブカネロロープに飛んでラリアット、カウント2。

ブカネロハイジャックバックブリーカー(右写真)、落としてカバー、カウント2。ロープに振る、ハヤシブファドーラ、ブカネロキャッチするがハヤシは着地してファイナルカットに、カウント2。ハヤシソバット、ブカネロはゲレーロにタッチ。

ハヤシが雪崩式フランケン狙う、ゲレーロキャッチしてスーパーパワーボム、カウント2。ゲレーロはハヤシをコーナーに上げてゲレーロスペシャル(左写真)、ドラゴンがカット。ゲレーロはドラゴンをパワーボムに、ドラゴン空中でフェースバスターに切り返す。ドラゴンウラカン・ラナ、ゲレーロ切り返してカウント2。

ダブルでコーナーに振るとブカネロ串刺しラリアット、ゲレーロ串刺しエルボー。ゲレーロコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター狙うがドラゴンは逆に投げ落としてラ・マヒストラル、ブカネロがカット。ハヤシがゲレーロを場外に落としてトルニージョ。ブカネロ突っ込む、ドラゴン風車式バックブリーカー、ロープに飛ぶとブファドーラ(右写真)。

ドラゴンローキック、ミドルキック、ハイキック連打からドラゴンスリーパー(左写真)、ブカネロギブアップ。

ドラゴン(17分40秒 ドラゴンスリーパー)ブカネロ


第5試合 小島聡&馳浩 vs テリー・ファンク&ヒース・ヒーリング

馳先生の入場時映像は国会議事堂に議員バッジ(右写真)。「わかりやすさ」がテーマなんだろうな。

先発は馳とヒーリング。ヒーリングいきなりの飛びつき十字固め、小島がカット。ヒーリングフロントネックロック(左写真)、リリースしてストンピング。馳タックルからレッグロック、ヒーリング片羽絞めに切り返す。両軍タッチ。

テリー・ファンクと「孫弟子」に当たる?小島が対峙(右写真)。ロックアップ、ブレーク。再度ロックアップ、テリーがロープに押し込んでパンチ。ロックアップ、小島ヘッドロック、テリーロープに振る、小島ショルダーブロック。小島キック、首投げからエルボードロップ2発、サマーソルトドロップ、カウント2。

テリーはジャブから大振りのフック、小島エルボーで返す。小島がコーナーに振って串刺しエルボー(左写真)。ビジョンには「行っちゃうぞ行っちゃうぞ」としつこく出る。

小島コーナーに上って「行っちゃうぞばかやろうー!!」エルボードロップ(右写真)、馳にタッチ。テリーパンチ打つが空振り。ロックアップしてコーナーに詰めヒーリングにタッチ。ヒーリングヒザ蹴り入れ、なんかやろうとするがうまく行かず。馳懐に入って飛行機投げ、小島にタッチ。

小島とヒーリングエルボー合戦(左写真)、ヒーリングが打ち勝つ。テリーにタッチ。テリーDDT4連発、カバーは馳がカット。両軍タッチ。

馳チョップ、ヒーリングエルボー、ヒーリングヒザ蹴り、馳逆水平。馳足をすくうとジャイアントスイング(右写真)。

一回回るごとにビジョンには「1万票」「2万票」と出て15万票で「当確」(左写真)「馳先生当選おめでとうございます」だそうだ。結局何回回したかわかんなかったぞ。テリーが入ってパンチの連打、小島がテリーを場外に出す。ヒーリングにはコジコジカッター。

ヒーリング馳にエルボー、足を取るとテキサスクローバー(右写真)、小島がカット。

ヒーリングは馳にベリートゥベリースープレックス、テリーと2人でスピニングトーホールドの競演(左写真)。2人ともキックアウト。小島がヒーリングにラリアット、すかさず馳がノーザンライトスープレックス、カウント3。

馳(10分58秒 ノーザンライトスープレックスホールド)ヒーリング

馳は退場時にムルアカと握手。雇ってやれよ。



その2