DDT NON-FIX "1.28"



オープニングVはポイズンとペットボトルの「六甲のおいしい水」を飲む猪熊。猪熊「この水が酒になったらなあ〜」
するとポイズンが指を水につける。「試合前に飲みすぎるなよ。」
猪熊飲んでみる。「奇跡が起きた!」酒になったらしい。グビグビ飲む猪熊。

「ラヴユー東京」に乗って一宮社長とディーノ、太がリングに。ディーノにいつもの勢いがない。
一宮「ディーノ、この音楽でも襲っていいんだぞ?」
ディーノ「何この顔ぶれ?全然いいのがいないわ。」
一宮「鳥インフルエンザの影響か、今日はちょっと少な目かな。」

不機嫌そうなディーノ(左写真「我こそは、って人いないの?」
一人の客が手を挙げる。ディーノ「空気読みなさいよ。」
一宮「客も少ないし、今日は「昭和」子あたりとやってさっさと帰るか。」
ディーノ「今日は楽して帰りましょ。」
そこにFire。

高木がリングイン(右写真)。「何が鳥インフルエンザだぁ?いい絵面じゃねえか。ホモ、デブにハゲ。」
ディーノ「ハゲは言わないで!」
高木「じゃあホモにブタにデブか?」
一宮「おい高木、お前の給料はどこから出てるんだ?扶養家族もいるんだろ?会社のオーナーにはもう少し謙虚な口の利き方をしろ。」
ディーノ「それがスジってもんね。」
高木「ホモにスジとか言われたくねえよ。お前が社長になってから好き放題じゃねえか。なんで坂井とO.K.をリストラしなくちゃいけないんだ?やり過ぎじゃねえか?」
一宮「いらねえ奴はいらねえんだよ。そんなのにギャラ払うより他からいい選手呼ぶときのためにプールしとくんだよ。俺は石○社長とは違うからな。脱税じゃないぞ。」
高木「坂井とO.K.がいなくても動員には影響しないようだが、そんな問題じゃない。坂井とO.K.一所懸命がんばってるじゃないか。坂井はちょっとやせた方がいいけどな。」
一宮「大家は不器用なんだよ。ステーキ焼くかプロレスやるかどっちかにさせないと。」
高木「両方やらせろよ。」


一宮「こら高木!お前もリストラしようか?家庭崩壊させてやろうか?よしわかった、今日ここでシングル、制裁マッチやってやる。」
ディーノ「楽しましょうよ。」

一宮「制裁だからな、お茶濁さないように何でもありのハードコアでやってやる。」
高木「俺はI am hardcoreだ!受けてやるよ。」
そこにポイズン(左写真)。「おい高木、一宮、何をお前らだけで盛り上がってんだ?横浜の話か?横浜では俺がそのベルトを巻く。お前らは俺の引き立て役だ。」

ディーノが割って入る(右写真)。「現役のチャンピオン様を無視してない?プロレス的に『眼中にない』って言ってるの?ディーノ様カチンと来た。こいつとやらせてよ。アタシはハードコアは嫌いだからやらないけど。」
一宮「お前の好きなルールでやっていいぞ。」
ディーノ「ヘビのヘビはヘビなのかしら?楽しみだわ。」
一宮「ハードコア用に最新の偽造見せてやる。柔道の金メダリストでお前のチャレンジを受ける。」吉田偽造彦は前にやったよな?


第1試合 「昭和」子 vs 石川修司

「昭和」子が握手の後エルボーで先制、コーナーに詰めて逆水平、対角線コーナーに振って串刺しエルボー2発(左写真)。さらにコーナーでキック、顔面踏み付け。

「昭和」子は首投げから石川の顔面にドロップキック2発(右写真)。

「昭和」子ボディスラム狙うが上がらない(左写真)。

石川ヒザ蹴り入れてヤシの実割り、逆に抱え上げるとトップロープに落とすギロチンスロー2発(右写真)。足でフォール、カウント2。

石川ブレーンバスター(左写真)、カバー、カウント1。石川は「昭和」子をロープに詰めてチョップ、唐竹割り。ロープに飛んで16文、「昭和」子かわして石川はトップロープで股間を強打。

「昭和」子ドロップキック、コーナーに上ってダイビングフットスタンプ(右写真)。対角線コーナーに上ってクロスボディ、カウント2。

「昭和」子ロープに飛ぶ、石川カウンターの16文キック(左写真)。ネックハンギングに取るが「昭和」子は首固めに切り返す、カウント2。「昭和」子オクラホマロール、これも2。

「昭和」子コーナーに上る、石川立ち上がって脳天唐竹割りで動きを止めるとコーナーからネックハンギングで吊り上げ、そのままマットに投げ捨てて(右写真)カバー、カウント3。

石川(3分49秒 片エビ固め)「昭和」子

まだ正式デビューに至ってない「昭和」子だが、今日の試合はよかった。


第2試合 MIKAMI&高梨将弘 vs 橋本友彦&諸橋晴也

MIKAMIと高梨が先制攻撃を掛けて場外戦に(左写真)。

MIKAMIは諸橋をリングに戻すとトペ・アトミコ(右写真)からミッキーブーメラン180。さらにストンピング、後頭部へのニースタンプ、高梨にタッチ。

高梨エルボー連打、ロープに飛んでフライングエルボー。諸橋は急所打ちで形勢逆転し橋本にタッチ。ダブルでロープに振ると橋本ローキック、諸橋ラリアットの合体技、橋本がカバー、カウント2。橋本ボディスラム、起き上がったところにトラースキック、高梨吹っ飛ぶ。橋本さらにもう一発。

橋本ミドルキック2発、首投げからスリーパー(右写真)、高梨ロープ。橋本は諸橋にタッチ。

諸橋ヒザ蹴り、チョップ、高梨は逆水平で応戦(左写真)。諸橋はサミング、ストンピングで動きを止める。諸橋ボディスラムからチンロックに見せかけて口の中に手を突っ込む。

諸橋ターンバックルにぶつけてヒザ蹴り、橋本にタッチ。橋本レーザーズエッジ、カウント2。5分経過。

橋本は諸橋にタッチ。諸橋ドリルアホール・パイルドライバー。橋本「モロ、代われ!」諸橋は拒否。諸橋ロープに振る、高梨切り返してDDT(左写真)、MIKAMIにタッチ。

MIKAMIドロップキック。橋本が入って一本背負い、MIKAMIはアームホイップに切り返す。MIKAMI橋本に低空ドロップキック、諸橋にはキック。諸橋のバック取る、諸橋切り返す、そこに高梨がミサイルキック。高梨ツイスト・オブ・フェイト(右写真)。

MIKAMI「遠いよ。」と文句言いながらもスワントーン・ボム(左写真)、カバーは橋本がカット。橋本がMIKAMIをロープに振る、MIKAMIコルバタ、高梨にタッチ。

高梨ドロップキック、逆さ押さえ込み、カウント2。高梨ロープに飛ぶ、諸橋ラリアット。諸橋助走をつけてラリアット(右写真)、カバーはMIKAMIがカット。

諸橋もう一発ラリアットに行く、高梨かわして飛びつき十字架固め(左写真)、カウント2。

高梨ロープに飛ぶ、諸橋帰ってきたところを肩に担ぎ上げるとM5、カウント3(右写真)。

諸橋(7分42秒 片エビ固め)高梨

橋本マイク「モロ、はよ代わってくれなオイシイとこ持って行かれへんやん。そんなことはどうでもよくて、今日はマンモス佐々木が来てるらしいです。出て来いよオラ!」

マンモスが藤田峰雄と共にリングに(左写真)。「DDTファンの皆さん、こんばんは。今日は橋本君の再三の対戦要望と再三の乱入に対する返事をしに来ました。すでに発表されてますが、ウチの2月11日後楽園ホール大会で、藤田と俺がダブルブリッジの相手をします。乱入もあったが、俺もハッキリした態度取らなかったのは悪かった。お互い水に流して正々堂々と試合しよう。」
橋本「えらいジェントルマンやの。今からやろか?」と言うとマンモスを場外に落とし藤田に2人でストンピング。引き揚げざまにマンモスに「バーカ。首洗って待っとけ!」
マンモス「頭来たよ。いい試合なんかしてやんねーよ。」


第3試合 男色ディーノ&三和太 vs ポイズン澤田JULIE&猪熊裕介

ポイズンの入場を変なカコッコで待つディーノ(右写真)。ポイズンの忠告にもかかわらず「六甲のおいしい水」からできた酒をガブ飲みした猪熊は足元が怪しい。

先発はディーノと猪熊。パンチ合戦からディーノ首投げ、猪熊酔拳の構え。ポイズンが入ってダブルのクローズライン狙う、ディーノかわすが帰ってきたところを新・蛇界転生はダブルのフラップジャックに(左写真)。カバーは太がカット。

ディーノとポイズンはパンチの打ち合い、ディーノキック、ポイズンキャッチしてドラゴンスクリューから足4の字固め(右写真)。太がカット。

猪熊が入ってポイズンと交互にパンチ、そしてダブルのパンチ(左写真)。

猪熊はコーナーに上ると「蛇界の時代が見えてきた!」とポイズンにもコーナーに上るよう促す。そして2人でダイブ、ディーノは2人の股間をつかむとダブルパイプカッター(右写真)、太にタッチ。

太は猪熊、ポイズンにショルダーブロック連打、地獄突きも連打。太ロープに振ってキック、カカト落とし。再度ロープに振るとニールキック(左写真)。

そしてぶーちゃんローラー(右写真)。「リバース!」はいいが、あんまりぺらんぺらんに押しつぶすと酔っ払った猪熊の方がリバースしてしまうぞ?太はディーノにタッチ。

ディーノは猪熊を捕らえるとコックボトム(左写真)から男色ナイトメア、カバーはカウント2。

新・蛇界転生の2人をコーナーに振るとまずは串刺しエルボー。続いてダブルのスティンクフェース(右写真)。

入れ替わってもう一度(左写真)。

ディーノが前から「あてがい」に行くとポイズンは呪文(右写真)。動きの止まった2人に猪熊がラリアット。

猪熊K7-308、低空ドロップキック、ヒザ砕き、そして監獄固め(左写真)と必殺のパターン、これは太がカット。

ディーノはポイズンに見せ付けながら男色ドライバーに行こうとするが(右写真)ポイズンはここで緑の毒霧。視界を失ったディーノは間違えて太にパイプカッター。

猪熊はポイズンにタッチ。ポイズンは太にキャトルミューティレーション(左写真)、太あっさりギブアップ。

ポイズン(7分18秒 キャトルミューティレーション)太

ポイズンマイク「ディーノ、効いたぜお前の腰。あー気持ち悪い。横浜ではきっちり片を付けさせてもらうからな!」
ディーノ「ヘビのヘビはヘビじゃなかったわ!」



その2へ。