DDT "Do The Muscle 2004" 10.3 新潟フェイズ大会その3



第5試合 マッスル坂井&ペドロ高石 vs 男色ディーノ&高梨将弘

初新潟?とあっていつもよりしつこく狩りをするディーノ(右写真)。

マッスル1用のビデオを書き直しただけのマッスル坂井の入場映像。

坂井が花束を受け取って入場。ディーノにマイクが行く。坂井「もうワンマイク、プリーズ。」
マイクを受け取ると「同性愛禁止って言ったずらよ!」新潟弁?
「俺は新潟県知事になるためにプロレスやってんだから。」
ディーノ「県知事目指す前にこのリングの状況見て見なさいよ。アンタ一人で何ができるって言うの?」

坂井「全くその通りです。・・・私がこの試合にオファーを出したのは新潟県出身のカポエイラファイター、ペドロ高石さん。ああ、あの人さえ来てくれれば。」
ディーノ「え、あのペドロさん?」必要以上に怯えたそぶり(左写真)。
坂井「東京でプロレスをやってる者としてペドロさんの名前だけは知ってるようだな。ペドロさんは名門・新潟南高校出身で筑波大学に行った意外にエリートなカポエイラ戦士だ。俺は中学校時代不良生徒だったが、その俺を家庭教師として更生してくれたのがペドロさんなのだ。」

ディーノ「でも、あのペドロさんがこんな田舎の場末(ばまつ)の会場に来るわけないじゃない!来ると思ったら呼んでみなさいよ!」高梨に羽交い絞めにさせて坂井を蹂躙するディーノ。坂井「ペドロさーーーーーん!!!!!」

するとそこに自らカポエイラの試合中に流れる歌を口ずさみながら、8人もの生演奏隊を従えたペドロ高石が(左写真)。

演奏隊。

演奏隊と思われた方々は実はみなカポエイラ戦士だった!♪スン、スン、スーンの曲(マツダのCMソング)に合わせて演舞を披露する8人。ディーノ「誰がペドロさんなの!?」坂井「わからねー」


演舞が続く間、坂井とディーノはそのリズムに合わせてユルい場外乱闘を展開(右写真)。やっぱバカだこの2人。

意味もなく回る2人(左写真)。

意味もなく踊る坂井(右写真)。

さすがに「長い」とツッコミを入れる(左写真)。

ようやく試合開始。先発は坂井とディーノ。またもロープワークだけで互いを認め合い「次はシングルだ」ポーズで締める2人。両軍タッチ。

一風変わったペドロの動きとペドロが出てくるや流れ出した音楽にビビるディーノと高梨(左写真)。

ペドロの蹴りは高梨の背中に主にヒット。高梨は肉体的ダメージより得体の知れない恐怖感にさいなまれる。ペドロは高梨をコーナーに振ると逆立ちキック(右写真)。ペドロは坂井にタッチ。

ペドロの出番が終わると演奏をやめた奏者(左写真)に坂井は「やれ!」と指示。結果試合中ずっとカポエイラ音楽が流れることに。ディーノ「何このまったりしたムード?」

坂井はブレーンバスターの体勢に入ると曲に合わせて激しく首を振る(右写真)。そして投げる、カバー、カウント2。

坂井コーナーに詰めて逆水平(左写真)、対角線コーナーに振る、高梨は突っ込んできた坂井にキック、コーナーに上ってミサイルキック、ディーノにタッチ。

ディーノ首投げから「死ねー」右写真)さらに坂井の背中で回転。ペドロがカットに入る。高梨「レフェリー、入ってるよ!」ペドロカポエイラの動きでディーノを威嚇(当たってはいない)。
高梨「レフェリー、回ってるよ!」高梨ナイス。ディーノストンピング打ち込んで高梨にタッチ。

ディーノ演奏隊に「他の曲はないの?」ないらしい。高梨坂井に串刺しニーアタック(左写真)、対角線コーナーに振るが坂井は切り返してマッスルキック、ペドロにタッチ。ペドロは高梨に変則的なキックを繰り出す。ロープに振ってカニばさみで倒すと上になって両足で高梨の胸を蹴り続ける。レフェリーはカバーとみなしてカウント入れる、カウントは2。

ディーノがカットに入るが坂井はディーノにマッスルロック(右写真)。

ペドロは高梨に十字固め(左写真)、高梨ロープ。5分経過。

高梨DDT打ってディーノにタッチ。ディーノはペドロに男色クローからスピニング男色クロー(右写真)。

ペドロにキスを迫るディーノ(左写真)、ペドロこれはなんとかブロックするがディーノは一転スナップスープレックスで投げてぶるぶるニースタンプ、カウント2。

ディーノはナイトメアに(右写真)坂井が「この技を食らっては危ない!」とカットに入る。

しかし坂井は股間をつかまれる。ディーノは高梨を呼び込むと高梨の股間もつかむ。ディーノのナイトメアに合わせて坂井と高梨もスクワット(左写真)。ディーノカバー、カウント2。ディーノ男色スクリュー、ペドロはその回転に合わせて自ら回転し、着地。驚くディーノ。ペドロは悠然と坂井にタッチ。

ディーノは坂井にシャイニングあてがい(右写真)、コーナーに持って行く。高梨がコーナーから飛んでバフ・ブロックバスター。ディーノが高梨をブレーンバスターの要領で持ち上げて坂井の上に落とす。高梨にもダメージ。続いてアトミックドロップの要領で坂井にギロチンドロップ打たせる。高梨にも大ダメージ。高梨コーナーに振って突っ込む、坂井ベリートゥベリーで投げてペドロにタッチ。

ペドロは高梨に変則的なキックを連打、高梨を捕らえると首投げからネックロック(左写真)、高梨ロープ。ペドロさん回転、何するかと思ったらそのまま坂井にタッチ。坂井ブレーンバスター狙う、高梨首固めに切り返す、カウント2。高梨ラ・マヒストラル、ペドロカット。高梨はディーノにタッチ。10分経過。

ディーノパンチ連打から坂井にコックボトム(右写真)。

ディーノはロープの間を飛んでのピープルズ69(左写真)、カウント2。

ディーノ三角絞めに(右写真)、坂井なんとかロープに。

ディーノは坂井をコーナーに追い詰めてあてがい、そして男色ドライバー(左写真)、カバーはペドロがカット。ディーノは高梨にタッチ。

高梨スワンダイブミサイルキックからダドリードッグ(右写真)、これもペドロがカット。

ディーノがペドロを場外に落とし、坂井を羽交い絞めに。高梨がコーナーに上る。坂井「高石先生ーーーーーーー!」ペドロがリングに戻り逆立ちキックで高梨の体勢を崩す(左写真)。

坂井雪崩式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。

坂井F5(左写真)、カウント3。

坂井(12分50秒 片エビ固め)高梨

ペドロさんがまずマイク。「坂井君ありがとう。えー、僕も新潟には20年ぶりで、ブラジルでのカポエイラ修行から戻ってまいりました。今日はありがとうございました。」
坂井はディーノに「こんなはずじゃなかったよな・・・。」その後もなんかうまく締められない。マイクはディーノ、高梨と渡ってまた坂井に。坂井無理やり「3、2、1、マッスルマッスル」で締める。

試合後なぜか坂井が手伝って狩り(右写真)。被害者は坂井の知り合いか?

笑った笑った。しかしこの試合は文章で見ても面白さが伝わらないだろうなあ。ペドロさんはぜひマッスル1にも演奏隊同伴で出ていただきたい。



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