瀬戸内島巡り。旅日記vol.12



5月15日

明日はDDTデルフィンアリーナ大会。夜興行なのだから普通に考えれば明日午後から移動すれば十分。なのになぜ私は前日から、しかも大阪からちょっと離れた淡路島にいるのか。それは藤波イズムと藤村イズムのなせる業。当初DDTデルフィンアリーナ大会が発表された時には「和歌山城リベンジ」を計画した。それでも当日早く出ればなんとかなる話。しかし和歌山といえばサイコロ2の終着の地。ならば徳島から和歌山に南海フェリーで渡る、という考えが出てきた。来週も徳島行くというのに。で、徳島に直行するかというと、せっかくそこまで行くのだから淡路島や白石島も行ってみよう、とだんだん「どうでしょうロケ地巡り」の方のウェイトが大きくなってきた。じゃあじゃあ入りは岡山か?新幹線だと便利だが、この時期飛行機で行った方が安い。ので飛行機で岡山→白石島→岡山に戻って瀬戸大橋渡り、JR乗り継ぎ徳島→夜に淡路島移動、一泊して朝また徳島に、昼ごろ和歌山に渡って夕方大阪、という計画を完成。しかし前日になって「どうせ淡路島に行くなら、岩屋から入って洲本城も見よう」という形に修正、しかし淡路島内の移動は行ってみないとわからないという状態で出発。

岡山空港にはちょっと遅れて8時50分着。すぐに連絡バスに乗って岡山駅に。岡山駅前もロケ地のひとつ。

岡山からはJR山陽本線で笠岡に。笠岡といえば「カブトガニ」しか知識がないが、白石島や他の島々に行く高速船は笠岡港から出ているのだ。ちなみにカブトガニの繁殖地ってもともと指定されたところは干拓でとっくになくなってるそうだ。昭和初期の天然記念物指定って何の意味も持ってなかったのか。

笠岡港高速船のりば。

高速船つってもこの大きさ。

内海を出ると確かに結構な速さで波を立てて走る。

高速船で約20分、11時12分に白石島到着。帰りの高速船は約40分後に出航。

時間がないので港周辺をちょっと歩くのみ。天気もよく、景色は非常にきれい。しかしこれだけのために来るところか?と言われるととてもそうは思えない。

11時57分発の高速船で笠岡に戻る。また山陽本線で岡山に。途中一旦倉敷で降りるが別に倉敷観光するわけではなく駅前でロケ地写真撮って終わり。つくづく名だたる観光地に失礼な旅行をしていると言える。

昼食は倉敷で買った「ままかり寿司」。これはうまい。栄養のバランス考えるとこういう単品モノの駅弁はよくないんだが、実際幕の内系よりうまいことが多い。

岡山からはこだまに乗って西明石、西明石でまた山陽本線に乗り換えて明石に。明石城は前回行ったのでパス。というか立てた計画が思いっきり間違ってて時間なくなったし。城の他にも明石っていろいろ(蛸とか鯛とか明石焼きとか)あるんでちょっと時間取ってみたい街なのだが。淡路の北端・岩屋港行きの高速船「子午線ライン」が出る明石港は明石駅から歩いて5、6分。この高速船も10数分で淡路島へ。かなり揺れた。

途中明石海峡大橋をくぐって行く。

岩屋港には15時33分着。岩屋港バスターミナルで時刻表をもらうが、どうやら洲本城を見て、今日の泊まりの津名に戻ることは十分可能そうなのでその方向に予定を変更。

まずは路線バスで洲本まで。岩屋から5分ほどでイングランド代表が泊まった(だよな?)ウェスティンのある「淡路夢舞台」というリゾート地を通る。現在も花博みたいなのの期間中なのだが、人が少ない。さらに行くと途中津名を通る(洲本は津名より南)。今日泊まる予定のホテルも発見するが、周りに食事できる店は少なそう。夕食は洲本か?16時48分洲本到着。バスターミナルから山頂に模擬天守が見える。これは歩いて登る時間はないな。タクシーを捕まえ、写真を撮る間待っててもらうよう交渉。山頂まで行くと、昼まであれだけ天気よかったのに雨が降り始める。しかし石垣は思ったより規模も大きく素晴らしいもの。模擬天守のショボさだけが有名だが、この石垣はよい。早足で石垣の写真だけ撮ってタクシーに戻る。待ち料金は加算してないようだ。親切な運転手さんだ。山麓まで降りる。さて夕食。運転手さんに聞くと「割烹とか民宿がおススめだけど予約しなきゃいけないから、今から行くなら寿司屋がいいのでは?」とのことだったので寿司屋探す。が、ない。ここは港町じゃないのか?ようやく一軒よさげな「新月」という店を見つけたので迷わず入る。実際当たりだった。地物の鯛が全然揚がってない、というのが残念だったが。

左写真は洲本の商店街で見つけた「中野砂糖店」。砂糖専業の店なんて初めて見た。19時30分洲本バスターミナル発の路線バスで津名まで戻り、ホテルにチェックイン。フロントに「食事は済まされました?この辺は店が少ないんですよ。」と言われる。やはり洲本で食べて正解だったか。洲本も少なかったけど。PHSがつながらないのでネットはせずに毎日放送でバレー見たり関西テレビでめちゃイケ見たりサンテレビ(ここは兵庫なんだよなあ)でナイターとかどうでしょうリターンズ(原付西日本制覇やってた)見たり。

洲本城の城代を勤めていた蜂須賀家の家臣・稲田氏にまつわる「稲田騒動」はNHKで「お登勢」というドラマになったり、今度吉永小百合が主演する「北の零年」の背景でもあったりするらしい。そうするとまた張り切って宣伝するのだろうか?


5月16日

朝5時に起きて津名港へ。「パラナグア」とは何?

津名港は「サイコロ3」後半スタートの地。ここから徳島行きのバスに乗る。6時35分発。途中大鳴門橋を通る。渦潮は見えず。鳴門市に入ると山の上に城が見える。後で調べると「岡崎城」らしい(見えたのは模擬天守の博物館)。ここもいずれ行くことになるんだろうなあ。

徳島には8時10分着。駅周辺の店がロッテリア以外ほとんど開いてない。駅弁売り場も見当たらない。

が、地下の食堂街の郷土寿司の売店が開いてたのでロッテリアよりはマシ、と購入、その場で食う。「ぼうぜ」という地魚(いぼだい)の寿司らしい。ぼうぜもだが、小鯛がうまかった。

廣榮堂さんのきびだんご購入。「対決列島」で奇襲用に購入したものの使われなかった奴。

雨の中、駅の裏手にある徳島城に向かう。庭園や博物館が開くのは9時半だが、城山には登れるだろう、ということで早めに。公園をだらだら歩くと遊歩道の入口が。登ると10分かからず山頂の本丸に到達。徳島城も最近買った城の本で、公園の平地部分には遺構はほとんどないが、山の上に石垣があるという情報を得たのでこうやって行くことにしたのだが、結構石垣が残っていた。しかし遊歩道(3本ある)の案内板が少ないなど観光資源化はされていない。市としては城山原生林の自然保護のため立ち入りあんまりしてほしくないらしいが。1時間ほどかけて3本の遊歩道(もともと登城道)を上り下り。駅前に戻り9時35分のバスで徳島港に。

10時15分の南海フェリーで2時間かけて紀伊水道を和歌山に移動。フェリーの中で2時間、やることない。TVを見てると「いつみても波瀾万丈」に長谷川初範が出ていた。「健康系カテキン式」のCMのサラリーマンは林隆三かと思ってたら長谷川初範なのだそうだ。で、その長谷川初範だが、アメリカに派遣留学されるほどの剣道の達人で、さらにその行った先でレスリングもやり、25歳で体を壊した後には鍛え直すためにスーパータイガージムで総合格闘技までやったらしい。

12時15分和歌山港着。「サイコロ2」終着の地の写真だけ撮るなら別にフェリーに乗る必要はなかったなあ。追体験の意味はあるが。

和歌山で昼飯。しかし何も思いつかない。前回和歌山城行った時もいい店見つからなかったし。駅地下街で「和歌山ラーメンとさんま寿司」というバカみたいな組み合わせの定食があったので食べてみる。まあ両方とも普通においしいかな。それにしても今回寿司ばっかりだあ。生寿司は一回だけだが。天気は雨。最初の目標に掲げた和歌山城リベンジはできず。しかし今回和歌山に行くもうひとつの目的の「天然温泉の銭湯」が開くまで時間があったので、やっぱり和歌山城にも寄る。しかし天気が悪いとどうしても「イマイチ感」が。13時40分まで見て銭湯に。温泉は聞きしに勝る濃さ。しかし基本的に銭湯なんでシャンプーなども全部買わなきゃいけない。これは考えが甘かった。ついでに「電気風呂」にも入る。「電気」と名は付いてるがその正体は低周波のようだ。体がしびれる。体がこわばってかえって肩こりそうだったので早々に出る。こりゃ新藤リングアナも「感電死」するわけだ。昭和浴場は出力MAXだったらしいし。

14時58分の南海電車で新今宮に。いつもはJRの新今宮からデルアリに行ってる。当然近くだろうと思ったら南海の新今宮はJRの駅とはフェスティバルゲートの反対側の出口で接続していた。かなり異郷感漂うあいりんの職安の前を通ってフェスティバルゲートへ。家を出て34時間、ようやく主(?)目的の会場に到着。メインをディーノ&高梨が締めるという一風変わった興行。終了は20時。

20時53分ののぞみに間に合うか?とも思ったが無理をせず当初予定の21時18分の最終ののぞみで帰京。

夕食は新大阪駅で売ってた「虎党弁当」。赤星のフィギュア付き。

錦糸卵と海苔でタイガースカラーを作ってる以外どこが虎党弁当なのか、説明がないのでさっぱりわからん。「カツ」はわかるけど。新幹線の中、そして0時1分東京発の中央線快速の中でも観戦記書き。家に着いてから最後の仕上げ、UPは1時。ここ。フェリーやら南海線やら随所で寝てたので眠くないなあ。さほど移動がキツかった、ということもないし。船は海さえ荒れてなければ移動手段としては快適だね。



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