山口、福岡旅日記



10月29日

5時前、足がつって目覚める。非常に不快な目覚め方だがどうせ早く起きなきゃいけないので確実に目覚められただけでもよしとしよう。5時30分出発、6時の新宿発空港バスで羽田に。7時の飛行機に乗るという客が「何分で着きますか?」と何度も聞いている。バスに時間の保証はできんて。実際30分で着いたので彼らも事なきを得たというところ。7時20分離陸、のはずが「まだ数名のお客様をお待ちしています」とかで遅れる。しばらくすると茶髪のあんちゃんが乗ってきた。何様だか知らんが迷惑な。

福岡空港到着。ムシキング機に乗ってきたのかな?福岡空港利用は去年の6月以来だが、今までと違う場所に到着ロビーが。ちょっと改装されたか?空港からは地下鉄で博多駅に。最近飛行機遅れること多いのである程度は余裕を持って予定組んでいたが、ここまで遅れられると微調整が必要に。まず朝飯がいつもの「大福うどん」から駅弁に変更。駅弁買うくらいの時間はまだある。

9時55分発のこだま4両編成に乗って駅弁「辛子明太子付き弁当」食う。「付き」ってとこがミソ。弁当本体とは別の箱にたっぷり一腹の明太子。

冷蔵庫保管のためご飯も冷えているが明太子がうまければ問題なし。おかずも筑前煮風の煮物、鯖塩焼き、高菜などいかにも博多の朝飯といった感じ。これはヒットだ。

今回最初の寄り道先はJR小倉駅前。「サイコロ1」のロケ地。10時4分着。しかし小倉駅も数年前に改築されたので当時(9年前)の面影はなし。

かろうじて後ろに映っていた郵便局の「北九州中央郵便局」の看板を外した跡が確認できた(現在はここも「小倉駅前郵便局」に格下げ)。

10時41分、またこだま号に乗って今度は新山口に。こだまはすべて人相の悪い100系。「新山口」という言い方にはまだ慣れない。やっぱ「小郡」だよなあ。今は市の名前としても残ってないけど。新山口からは秋芳洞行きの防長バスに乗る。ちなみに読みは「しゅうほうどう」ではなく「あきよしどう」なのだ。昔はどっちでもよかった気がするが、天皇が付けた名前ということで近年統一されてるみたい。IMEの辞書では一発変換できないけどね。秋芳洞まではバスで40分ちょっと。目的地は「試験に出るどうでしょう」のロケ地・秋吉台だが、新山口から直接秋吉台バス停には行けないので秋芳洞で下車。ついでなので洞窟見物もすることに。

その前に帰りのバスの時間もチェック。12時50分か13時35分だな、後の行程考えると。前に修学旅行かなんかで来たはずだが、風景が全く記憶にない。それにしてもバス停から入り口まで参道のように両側に土産物屋が並ぶ姿は日本の典型的な観光地。来る客も交通が便利でないのでツアーバスばっかり(自分のように路線バスで来るものなどいない)。

洞窟入口。

縦で。

百枚皿。

石筍。

空滝。

黄金柱。秋芳洞観光の標準所要時間は1時間という話。自分はそんなにまじめに見るわけじゃないから30分くらいかなーと予想。実際その存在自体が珍しいものととはいえ見るべきポイントがたくさんあるわけでもないので約1kmの行程を早足で見て回り、エレベーターで地上の秋吉台に。

時刻は12時半。予想通り。カルスト地形の秋吉台もこれまた全く記憶になし。

秋芳洞を歩いて戻る人が多いのかこっちは結構寂れてる雰囲気。広いから人が多少いても混むことはないのだろうが。秋芳洞歩いてかいた汗が高台を吹く風ですっかりひいてしまった。人によっては「寒い寒い」と悲鳴を上げてたが。

カルスト台地は同じ景色が延々と続く。

どうでしょうのロケ地を特定するのは断念、それらしきスポットで写真を撮ると秋吉台のバス停に。

これはウバーレかな?

ドリーネ。

秋芳洞入り口に行くバスは13時28分。それじゃ間に合わない。タクシーを呼んで土産物屋まで戻る。逆に時間が余ったので勧められるまま「かっぱそば」なる秋吉の名物を食べる。きゅうり入りの田舎そば?言うほど変わった品物でもないが、旅先のそば、うどんは普通食うのの2倍はうまく感じるなあ。しかし山口といえば「瓦そば」。次山口行くのがいつになるかわからんが、次回はぜひ瓦そばを食ってみたい。

13時35分のバスで新山口駅に戻る。途中自動車が見事に街路樹に自爆している事故現場に遭遇。駅前の広い通りで。居眠りかな?次の予定は城下町・長府。といっても目的は城下町ではなく城そのもの。長府櫛崎城は1615年の一国一城令で廃城になったものの、JTB名城100選にも入っている毛利の支城。さらに櫛崎城の場所を事前にネットで探していると、ちょっと離れたとこに勝山御殿という幕末に作られた城もあるらしい。2つとも見たい。新山口駅には14時19分着。新幹線でひと駅、厚狭に。

厚狭からは山陽本線各駅停車に乗り換えて長府へ。

15時2分長府着。駅前の案内板を見ても「城下町」のスポットは載ってるが、城は2つとも載ってない。仕方がないのでタクシーで。まず勝山御殿に。行き先を言うと「御殿町だね」とすぐに答えてくれたが、今まで行ったことはないらしい。住宅街をどんどん入って行く。こりゃあ自力じゃ無理だなあ。住宅街のはずれ、畑の中に石垣が。ここか。タクシーを降りて振り返ると予想外に大規模な石垣が。運転手さんもびっくり。ここは小藩が治めてたとはいえ、外国相手に戦争を考えていた毛利の支城だからなあ。その準備はしてたんだろう。7ヶ月で作り、5年で版籍奉還、その後藩庁として使われたがすぐに建物は壊して放置、一時観光開発会社が所持していたが下関市が買い上げて公園化、という経緯らしい。

次は櫛崎城。またタクシーで行くしかない。こちらは運転手さんも場所を知ってたみたいだが、行ってみるとあるはずの石垣がない。そこにいた地元の人に聞くとちょっと離れたとこにある、と。この際なのでまたタクシーで移動。まず高台に再建された天守台が目に入る。しかししかし、その麓にある石垣こそが本当の遺構。石垣に沿って歩く。すると最初に行った場所に出た(通りからは見づらいが)。それだけ長ーい石垣が残っているのだ(で、運転手さんの記憶も間違ってなかった)。これも驚き。再建天守台も写真に収め、さあ城下町でも行こうかと思ったが時間は16時過ぎ。これじゃあ大して見れないだろうと考え、早めの移動に切り替えて長府駅に連れてってもらう。結局1時間半貸切で5000円弱のタクシー旅行に。

長府からはまたローカル線。新下関で新幹線に乗り換える予定。が、携帯いじってたらあっさり乗り過ごす。すぐ隣の駅だったのね。どうしようか考えたが次の幡生で降りて一駅戻ることに。意外に早く上り列車が来たので事なきを得た。しかし昔は九州まで行ってた各駅列車が今は全部下関乗り換えになったらしい(この10月から)。そりゃ会社は別だけどさあ。そういうとこもダメ>JR西日本。幡生で電車待ってたら梁井から電話。そうだ今日の夜のこと決めなきゃ。といってもどこでメシ食うかは梁井にお任せ。時間だけ19時に設定。新下関に戻る。ふぐ系の駅弁でも買おうかと思ったら、売店が見当たらない。新山口で買うべきだったか?時間もないので次に来たこだまに乗って博多に。17時30分到着。柳田にも連絡をとる。柳田とは18時半に待ち合わせ。その後梁井から電話があって19時半に時間が変更。駅弁買い損ねたし、メシまで2時間開いたので、朝食えなかった「大福うどん」でごぼ天うどん。このぶよぶよのうどんがラーメンよりもむしろ博多人の主食。

東横イン博多駅前にチェックイン。隣にはルートインが新築中。ホテル増やすほどの需要があるのか。景気はいいのか?>福岡
18時半に博多駅で柳田と落ち合い、天神に移動して梁井とも合流、梁井の知ってる警固通りの寿司屋に。さすがにうどん食った後なのでバカ食いはせず。うまかった。店の名前忘れた。さらに梁井の旧友が経営する平尾のバーに移動。酒にしろ葉巻にしろつまみにしろこだわりの凄いバーテンダーであった。久々に洋酒飲んだ。0時過ぎにホテルに帰る。



10月30日

朝6時起床。事前の予定では6時の電車で秋月→柳川と回ることにしてたが、その時点でかなりキツキツなこと、柳川に行ってもうなぎを食う時間はないことがわかってた。で、昨日の酒。こりゃ5時起きは不可能、と判断して夜のうちにリスケ、秋月だけ行くことに。

博多駅で鶏唐揚弁当(これは駅弁というより普通の弁当。ならば温かい方がよかったかも)買って7時35分の快速で佐賀県の基山に。この駅で甘木鉄道に乗り換える。

甘木鉄道は単線のレールバス。昔は国鉄甘木線。終点の甘木まで25分。いつしか寝てた。

これで終わりではなく、甘木駅前からはさらにバス。バス停で時間を見ると、事前に見てた時刻表は平日のであった。日曜はそれより8分早い。時間が開いてるからとコンビニとか入らなくてよかった。

8時52分のバスに乗りまた30分、秋月の「郷土館前」下車。帰りのバスは10時23分。その次は1時間後。それでは間に合わない。見学は約1時間か。目的の秋月城は石垣と門2つが遺構なのでそんなに時間はかからず。博物館である「郷土館」まで見て1時間、って感じ。ちょうどよかったかな。

秋月も「九州の小京都」などと呼ばれて観光コースに組み込まれてはいるが、「小京都」という風情はないなあ。「九州のいい感じの田舎町」ではあるが。秋芳洞みたいなあざとい土産物屋もないし。

天気もよくていい感じ。

キンランジソ。バスで甘木駅、レールバスで基山、快速で博多、と来た道を戻る。途中ほとんど寝てた。でも寝てて乗り過ごすことはないんだよなあ。初めて来た場所でも。

博多駅着は12時24分。DDTの開場は13時。時間があるので昼飯を駅地下街で食うことに。刺身系にするかラーメンにするか。ラーメンはそれほどでもなかったが餃子と高菜に引かれてラーメンセットにしてしまった。食い過ぎだ。13時の開場と同時に博多スターレーンに。まだ開いてない。一旦駅に戻るが、ヨドバシ博多に行く時間まではない。またスターレーンに。試合は14時開始、17時終了。目当てのセミ、MIKAMIvs飯伏はよかった。後は普通の地方大会かな。さすがに博多スターレーン、そこそこには盛り上がったが「爆発」とまでは行かず。もうそんなパワーもないかなあ。会場で酒売るべきだったか?しかし一人持ち込みで飲んで変な野次飛ばしてるおっさんがいて雰囲気壊してたから、酒売った日には収拾つかなくなってたかもな。観戦記はこちら

17時、駅前の信長本家に移動、焼鳥。毎回柳田に付き合ってもらってるが、どうしても最後は焼鳥なんだよな。このスタイル(まずキャベツ!)の焼鳥屋は東京にはないから。どっか進出してくれ。

焼鳥盛り合わせ。

ゴマサバも注文してみた。18時半、土産を買うため柳田と別れ早めに空港に移動。空港に着くと乗る予定の機の到着が遅れるとかで21時発が21時15分にというアナウンス。チェックインするとクラスJが空いていたのでアップグレード。空港で観戦記作業しようとするが眠気に勝てず。寝てしまう、というわけではないけれど、頭を使う作業ができない状態になってた。21時15分に出る予定の飛行機は結局さらに遅れ、羽田到着は23時5分。23時15分のバスで新宿に。途中工事渋滞に引っかかったものの30分ちょっとで着いた。小田急に乗ると日付は31日に。家に帰って作業しようとしたけどやっぱり眠いのでできず。




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