DDT NON-FIX "10.11"その2



第4試合 MIKAMI、柿本大地、飯伏幸太 vs 男色ディーノ、マッスル坂井、猪熊裕介

まずはDISASTER-BOX・Bチームの3人が入場。坂井「新木場にお集まりのプロレスファンの皆様に我々DISASTER-BOX・Bチームからお知らせがあります。我々の次の後楽園のカードが決定しました。マッスル坂井&男色ディーノ組vs柿本大地&アメリカン・バルーン組。写真あるんじゃないの?」本部席に取りに行く。

これがアメリカン・バルーン(左写真)。ディーノ「180cm、150kg、巨乳。新日ロス道場、ケンドー・カシンの秘蔵っ子。」
坂井「柿本だけでも勝てないのにこんなん勝てるわけないじゃん!」
ディーノ「こういう時はキャリアがモノを言う。デビューして何年?」
坂井「3年半。」
ディーノ「アタシが約5年ってとこで・・・」
猪熊「5年・・・半。」2人「おーっ」

坂井「巨漢対策を教えてください!」
猪熊「マジメな・・・話するよ?やっぱりああいうのには丸め込みとか・・・スクールボーイとか・・・。」
坂井「スクールボーイ!」
ディーノ「そう言えば今日の相手は柿本、飯伏、そして・・・」
全員「MIKAMI!」

猪熊「よし、俺がMIKAMIからスク〜ルボ〜イを受けよう。お前らはそれを見て盗め!でもバランバランになる前に助けに入れよ。頼むぞ。」

MIKAMIたちが入場。猪熊は「MIKAMI出てこーい!」と挑発(右写真)。

会場の妙な期待感に不審そうなMIKAMI(左写真)。観客が「MIKAMI、スク〜ルボ〜イ!」と声を掛けると坂井が「シーッ!」

猪熊はシューズの紐を直そうと無防備にMIKAMIに背を向ける(右写真)。

MIKAMIは期待通りにスク〜ルボ〜イ(左写真)。

坂井がカットに入り、猪熊はバランバランにはならずに済んだ(右写真)。

MIKAMIは猪熊をコーナーに連れ帰り柿本にタッチ。柿本キック、逆水平連打(左写真)。猪熊もチョップで反撃。ヒザ蹴り連打してディーノにタッチ。

ディーノは今目の前で見た「世界を獲ったスク〜ルボ〜イ」を早速実践しようと柿本のバックを取る(右写真)。

しかしディーノの場合バックに回るとどうしても股間に手が行ってしまう(左写真)。猪熊「何やってんだよ!」ディーノ「これはこれで。」ディーノは坂井にタッチ。

坂井腕をひねる。バックを取ると期待が高まる。しかし坂井は足にすがりつくのみ(右写真)。柿本キック、ストンピング。コーナーに連れ帰って飯伏にタッチ。

飯伏首投げからサッカーボールキック(左写真)、カウント2。

飯伏ミドルキック、坂井かわしてバックを取る(右写真)。しかしスクールボーイには行けず。

飯伏は坂井の巨体をロープ際にボディスラム(左写真)、そこにMIKAMIがトップロープ越しのトペ・アトミコ、カウント2。MIKAMIはコーナーパンチ、たまに坂井の髪をむしる。柿本にタッチ。

柿本キック、腕をひねってホイップ(右写真)からアームロック。

柿本コーナーに振って串刺しエルボー、坂井かわす。柿本が背中を見せる。この絶好のチャンスに坂井はなぜか股間をくぐってスタイナードッグのポーズ(左写真)。

飯伏が入ってストンピング、ロープに振ってドロップキック(右写真)。

飯伏コーナーに振ってサマーソルトドロップキック。コーナーに詰めてキック連打で倒すとムーンサルトプレス(左写真)、坂井かわす。

坂井バックを取る、また足にすがりつく。今度はそのまま持ち上げて小股すくい式バックドロップ(右写真)。明らかにスクールボーイより効き目のありそうな攻撃なのに会場からは落胆の声。坂井はディーノにタッチ。

ディーノはコックボトム(左写真)から、

ナイトメア(右写真)。

ディーノロープに飛んで69でフォール、カウント2。ディーノは足を掛けての クラッチでフォール狙う(左写真)、カウント2。

ラ・マヒストラルもカウント2(右写真)。バックを取るがやっぱり欲情してしまいスクールボーイには行けない。ディーノは猪熊にタッチ。

猪熊低空ドロップキック、ヒザ砕きからトゥーマッチペイン狙うが飯伏は首固め(左写真)に、カウント2。飯伏ハイキック、MIKAMIにタッチ。

坂井とディーノを場外に出す。MIKAMIはミッキーブーメラン180(右写真)。

そしてスワントーンボム(左写真)、坂井がリングに戻ってカット。

MIKAMIは柿本にタッチ。柿本バック取る、猪熊ブレークしてロープに飛ぶ、柿本 キャッチしてT-bone(右写真)、カウント2。

柿本がバックを取って飯伏がロープに飛ぶ、得意の連携に行こうとするが猪熊は柿本のクラッチをブレーク、飯伏の足を取って(左写真)ドラゴンスクリュー、飯伏のもう一方の足がニールキックのような形で柿本にヒット。

猪熊は飯伏にトゥーマッチペイン(右写真)、MIKAMIがカット。

坂井が飯伏を持ち上げてタイタニック状態で猪熊に渡す(左写真)。

猪熊は肩越しに飯伏の頭をディーノのタイツに突っ込む(右写真)。

3人ドライバー完成(左写真)、カバーはMIKAMIがカット。10分経過。

ディーノはファイト!一発!(右写真

飯伏がコーナーにぶつかって跳ね返ってきたところをスクールボーイ(左写真)。

そのディーノを柿本がスクールボーイ(右写真)。

坂井がヴァーディクトの体勢から前に落として(左写真)スクールボーイ。

その坂井を飯伏がスクールボーイ(右写真)。

猪熊K7-308(左写真)。

そしてスクールボーイ(右写真)。

MIKAMIがスワンダイブ式スク〜ルボ〜イ(左写真)、カウント3。

MIKAMI(10分41秒 スワンダイブ式スク〜ルボ〜イ)猪熊

猪熊「これが世界を獲ったスク〜ルボ〜イかぁ・・・見てた?」
坂井「いや、俺ら場外にいて見てなかったというか・・・」
ディーノ「自分もちょっと見逃したって言うか・・・」
猪熊「見とけよ!」
坂井「あの、プロレスにはフィニッシュ近くなると場外でゴロゴロしてなきゃいけないという悪しき慣習があって・・」
Bチームはとりあえず「世界を獲ったスク〜ルボ〜イ」を体験したということでみんなでスク〜ルボ〜イのポーズ。

一見テーマのなさそうな試合でも、アイディアと客の空想力で立派にテーマができるものなのだなあ。それを成し遂げる表現力はこの3人に叶う者はいないが。



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