DDT NON-FIX "10.11"その３
第５試合 フランチェスコ・トーゴー＆モリ・ベルナルド vs 諸橋晴也＆諸橋正美
控室。前哨戦に挑む諸橋家を挑発して去っていく高梨with福田。
アントンがマイク「新木場1st RINGにお集まりの皆さん、こんばんFUCK!FUCK!FUCK!FUCK!FUCK!FUCK!さぁ腕を伸ばしてー背伸びの姿勢からFUCK！今日は２度目の前哨戦だ！先週は弱かった。今週も弱い。何が弱いかって、毛髪力が弱い！とにかく入ってこいやー！」
入場するとトーゴーとにらみ合う晴也（左写真）。
先発は正美とベルナルド。ロックアップ、ベルナルドコーナーに押し込む、ブレーク。再度ロックアップ、バックの取り合い、腕の取り合い。ベルナルドがヘッドロック、首投げからスリーパー（右写真）。リリースして腕をひねる、正美ハンマーロックに切り返す、ベルナルド切り返して腕をひねる。トーゴーにタッチ。トーゴーは正美の腕にキック、晴也を呼び込む。正美は晴也にタッチ。
ロックアップ、トーゴーロープに押し込む、ブレーク。再度ロックアップ、トーゴーが腕をひねる（左写真）、晴也切り返す。トーゴー切り返してヘッドロックからフライングメイヤー、晴也はヘッドシザーズで返す。
手四つからの力比べはトーゴーが優勢（右写真）。トーゴー押し込んで足を刈る。カバー、晴也はブリッジで返す。
トーゴーはブリッジをつぶしにかかるが晴也は飛び起きてモンキーフリップ（左写真）、トーゴー着地。
ロックアップ、トーゴーヒザ蹴り、背中にダブルパンチ。ベルナルドにタッチ。ベルナルドパンチ、アームロック（右写真）。晴也ヒザ蹴り、正美にタッチ。
正美ロープに振る、ベルナルド切り返す。ベルナルドロープに振ってドロップキック（左写真）。
ベルナルドエルボー、コーナーに振って串刺しニーアタック（右写真）。コーナーに詰まった正美の顔面にドロップキック。晴也にはトラースキック。正美をボディスラムしてサッカーボールキック。トーゴーにタッチ。５分経過。
トーゴーパンチ（左写真）、顔面踏みつけ、チンロック。リリースしてフィストドロップ、カウント２。スリーパー、リリースして十字架固め、カウント２。ベルナルドにタッチ。
ベルナルドパンチ、正美もチョップで反撃。ベルナルドチョップ、ロープに振ってエルボー（右写真）、カウント２。
ベルナルドチンロックで締め上げ、リリースするとギロチンドロップ、カウント
２。ベルナルド逆水平（左写真）、正美もチョップ、打ち合いに。ベルナルドが打ち勝つ。
ベルナルドは正美の足を取ってスピニングレッグブリーカー２発から足４の字固め。トーゴー入って首４の字、アントンは腕十字（右写真）、珍しく松井レフェリー相手に「１、２、３、フォーッ！」
トーゴーがロープに振る、正美は振られたのとは違う方向に走り、意味もなくロープの間を往復。なんだこれ？トーゴー一瞬呆気に取られるが強烈な張り手２発（左写真）。
トーゴーボディスラム、ベルナルドがコーナーからダイビングフットスタンプ（右写真）。
ベルナルドチョップ、パンチ、ロープに振ってドロップキック。トーゴー入る、正美はエルボー打っていくがトーゴー全く無視（左写真）。
トーゴーロープに振ってショルダースルー、正美は回転エビ固めに行くがトーゴーは踏ん張って（右写真）頭にナックル。ベルナルドが入る、トーゴーロープに飛ぶ、正美がリープフロッグでかわすとベルナルドとトーゴーが同士討ちに。正美は晴也にタッチ。
晴也ベルナルドをコーナーに振ってショルダースルー（左写真）。
晴也がベルナルドのバック取る、ベルナルドブレークしてドロップキック（右写真）。
ベルナルドスリーアミーゴ（左写真）。
晴也は３発目を着地すると逆にジャーマン３連発（右写真）。10分経過。
晴也コーナーに上る、正美がトーゴーを押さえる。晴也ダイビングヘッドバット、カバーは正美を振り切ったトーゴーがカット。晴也は正美にタッチ。ベルナルドもトーゴーにタッチ。
トーゴーは正美をコーナーに振って串刺しラリアット（右写真）、カウント２。
トーゴーエルボードロップ、正美かわす（左写真）。
正美ドロップキック、打点が低い（右写真）。当然トーゴーは倒れない。
３発目でなんとかドロップキックらしいヒット（左写真）。トーゴーはベルナルドにタッチ。
正美エルボー、当たりが弱い。ベルナルド張り手、ボディスラムに行くが正美は
首固めに（右写真）、カウント２。ベルナルドボディスラム、正美立ち上がれない。
トーゴーが正美を蹴り上げる（左写真）。
ベルナルドがボディスラム、そこにトーゴーがセントーン・アトミコ（右写真）。
ベルナルドストンピング乱打してカバー、カウント２。トーゴーがコーナーに上り、ベルナルドが正美を肩車、晴也が入ってイタリアンインパクトは阻止（左写真）。
晴也はトーゴーを雪崩式ブレーンバスター（右写真）。
トーゴーがラリアットで晴也を場外に落とす（左写真）。
トーゴーが正美にエルボースタッブ（右写真）。
トーゴーはキック、ボディスラム。正美は２発目のボディスラムを空中で切り返し肩に乗る、そのまま丸め込むが（左写真）トーゴーが回転をストップ、押さえ込む。それを晴也が半回転させ正美が上に、３カウント。
正美（13分56秒 高角度前方回転エビ固め）トーゴー
トーゴーとベルナルドは正美にストンピング。正美なすがまま。アントンがマイク「フザケんじゃねーぞ、てめーら！もうキレた！おい高梨！ベアー！おまえらも出て来い！なんつーか、キレたよ。フザケんじゃねーよ。キレた。フザケんじゃねーぞおめぇら！」
「後楽園の３Wayマッチ、普通の試合にはしねぇ。デスマッチだ。その名もイタリアン・マフィア・デスマッチ。天井からベルトを吊り下げると思いきや、天井から下がっているのは拳銃。それを取って、相手を射殺した者の勝ち。」これには高梨＆ベアーも驚くのみ。
晴也「俺達もこんな勝ち方じゃ納得してねーよっ！正美、もっと強くなれ！もっと練習しろ！バーカ！」一人で控室に戻る。正美は四方に頭を下げてから兄の後を追う。
これはダメだー。いろんな意味で。この試合の前からタイトル挑戦は決まっていたとはいうものの前哨戦でこんなヘロヘロなのに勝ち星は付くなんて。後楽園まであと10日、正美が強くなるには10日では足りないが、タイトルマッチ辞退を決断するのには10日もいらない。
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