マッスル9 1/17 北沢タウンホールその2



本格的に着替え始めるマッスル戦士たち。その間いかにも、な控室トーク。

髪を整えながら「いつドリンク剤飲んだらいいだろうか?」と悩むアントン。

ペドロにベルトを着けてもらう坂井。

アントンはウォーミングアップにプッシュアップ3000回(右写真)。

坂井「そういえば、どうでもいい話なんだけど、聞いてくれる?中国の地上波に出るわけだよね?」
アントン「26億の瞳ジョルノ。」
坂井「大舞台じゃないですか。ちょっとこれ楽しみ。」
アントン「練習嫌い、試合嫌いの坂井君が何を楽しみだって?」

坂井「そんな風にぐうたらな性格みたいなのは勝手にファンやマスコミからキャラ付けされてんの。会社が勝手に付けたキャラ、蜃気楼みたいなもんだ。プロレス蜃気楼。僕の理想のスタイルは華麗にリングを飛び回ったりだから、今日は自分のイメージを一新するチャンスだと思うんだ。」
メガーネが呼びに来る。坂井サブアリーナに向かう。

大鷲風にリングイン(左写真)。

サブアリーナでの試合の実況は村田アナ。坂井の相手はヒール軍団「秦」のリーダー、始皇帝。


第1試合 マッスル坂井 vs 始皇帝

始皇帝チョップ連打(左写真)。

始皇帝ガットショットの連発(右写真)からコーナーに振る、坂井切り返してサマーソルトドロップキック。ボディスラムからその場飛びシューティングスタープレス、カウント2。

坂井コーナーに飛び乗ってフェニックススプラッシュ(左写真)、カウント3。

坂井(1分19秒 片エビ固め)始皇帝

坂井マッスルポーズ(右写真)。心なしか体脂肪率が一気に15%くらい落ちたような細さ。

坂井息を弾ませて控室に戻ってくる。

坂井「最後どうだった?フィニッシュ?当たってた?」
アントン「最後どうだったっていうか・・・何か細くなかった?」
坂井「ビスタサイズみたいだよ。細く映るみたい。」


メガーネが「次はタッグマッチ」と2人を呼びに来る。「中国の人には冗談が通じないので、間違ってもスローモーションなんてしないでください。」

アントンはドリンク剤を一気飲み(左写真)。

いざリングへ(右写真)。


第2試合 ペドロ高石&アントーニオ本多 vs 趙雲子龍&ジャイアント馬謖

この馬謖は3代目らしい。

新北京軍入場(右写真)。

控室に一人残った坂井は私物を物色(左写真)。

アントンが趙雲をコーナーに詰めてチョップ(右写真)。

アントンコーナーに振る、趙雲切り返す、アントンはテーズプレスで倒して(左写真)ナックル連打。カバー、カウント2。

ペドロが羽交い絞めしてアントンドロップキック、趙雲かわしペドロに誤爆(右写真)。

馬謖が入ってアントンをコーナーに振り串刺しエルボー、趙雲が馬謖を踏み台にして串刺しキック(左写真)。

馬謖がツームストーン(右写真)からカバー、しかしアントンは2で返す。

この失敗を許さない趙雲は「泣いて馬謖を斬る」(左写真)。しかしアントンは2で返す。馬謖犬死に。

ここでアントンから思いもかけぬ言葉が。「蹴ったジョルノ!」

「破水している!」ということでリング上で緊急出産。

全員でヒー、ヒー、フー。

生まれた!

馬謖「この子の事を頼みます・・・」息を引き取る。
趙雲「お前の分まで、ちゃんと育てるからな!」

アントンとペドロが涙しながら控室に戻ってくる(左写真)。

「ストーリーを超えた感動があったジョルノ!」
「でも、僕たちの試合終わっちゃったね。最後まで試合見ていく?」


第3試合 ゴージャス松野 vs ロングリバー黄河

黄河の正体は不明。しかし中国一の巨人とか。

ゴージャスが先に入場。足音が響く。村田アナが慌てた声で「入るわけがない!危ない!松野さん逃げて!」

しかし逃げる間もなくゴージャスはリングごと踏み潰され、映像も途切れた(左写真)。

控室でのんびりしていたマッスル戦士たちだが、メガーネに「手伝ってください!松野さんが大変なんです!人の命がかかってるんですよ!」とせかされサブアリーナへ。ゴージャスの治療のため10分間の休憩に。

治療の甲斐あってかゴージャス復活。「観客の前じゃないと燃えないんだよ!試合やらせてくれ!」

反日感情を気にする亜門にゴージャス「プロレスに国境はない!メインアリーナでやらせてくれ!」
亜門とメガーネ「勉強になります!」



その3へ。