マッスルハウス2 5/4 後楽園ホール大会



まずは記者会見のもようから。ニアライヴの盲点(首都圏と地方のマッスルユーザーの温度差はなくなるが、首都圏のユーザーが「今夜見れるから」とチケットを買わなくなる)に気付いて「また大人に騙されたかと思いました・・・」とつぶやく鶴見亜門(左写真)。実際は超満員だったので問題なし。

「興行が2時間なのにニアライヴは3時間。あと1時間は何で埋める?」と聞かれ、鶴見亜門に代わりサイモン鶴見が「マッスルランド」「ファックアップ」の2ブランド立ち上げ、そのプレ旗揚げ戦の定点観測映像を流すと発表(右写真)。

続々進路が決まっていくツルティモ・ドラゴンジム卒業生に代わってマッスルの新エースになるべく名古屋から招聘されたマンモス半田(左写真)。

でも将来上がりたいリングはゼロワンらしい。

唯一進路の決まっていない坂井には「メキシコで相撲の新団体“スモ・リブレ”を立ち上げる」というミッションが。しかし坂井以外の候補選手、大鷲透改め大鷲トオルティーヤ、三和太改め大鷲トオルティーヤ・シートからは色好い返事が得られていない、と。坂井「僕も返事してないですよ。」

マンモスが宜保愛子から教わったという新しいマッスルポーズ「霊よ、霊よ、ゴメン!」で締め(右写真)。


オープニング映像。

手売り枚数を自慢し合うマッスル戦士たち(右写真)。しかしその枚数は2枚とか4枚とか。

そこに鶴見亜門がマンモス半田を連れてやって来る。

当初予定ではマンモスはゴージャスとシングルを戦う予定であったが、ゴージャスの体調不良によりカードは中止に。マンモス「圧倒的な不戦勝」で入門テストをクリア、新エースに決定。

カープファンなのか・・・・名古屋で?

代替カードはゴージャスがいつもやってる7番勝負「マンモスランブル」を闘うことに。

しかしマンモスは仕事(プロレスではない)中に足を捻挫したという・・・。

リングには鶴見亜門(右写真)。「本日はサムライTV!でニアライヴとして放送されますので今日ここに集まりの皆さんももう一度感動して下さい。」とあいさつ。リングアナがいないぞ?

リングサイドにいた坂井が「亜門さん、ここは新エースの半田君が出てくるべきなのでは?」と問いかける(左写真)。
亜門「生放送なんだから入ってくんなよ!放送事故になるだろ!」坂井を無視して話を続ける。「思えばマッスルが始まった頃はニュースコーナーで数10秒、それが60分中継になり、120分中継になり、そして今日時間差生中継でーす!次はPPV、そして地上波、ゴールデン進出、年末の大晦日特番、そしてテレフォンショッキングと行くとこまで行こうと思ってます!地上波デジタル放送が始まり、各民放では新コンテンツを欲しがっております。それ以上にソフトを欲しがっているのが地方局です。そこで我々はこのマッスルを地方局に番販しようと考えてます。地方でマッスルの人気が出ていずれはキー局に飛び火する、と。」

「しかーし、プロレス中継には人気がないのです!今地上波のプロレス中継を誰が見てますか?公園でマナバウアーしてる子供見ますか?女子高生がマナバウアーとか言ってますか?じゃあどうすればいいのか?プロレスをしなければいいんです。プロレス番組と気付かなければいいんです。今一番地方局が欲しがっているのは東京の若手芸人によるバラエティ番組です。そこで、ブレイク寸前の若手芸人によるスポーツバラエティとして売ります!」

アントンが「さっきから聞いてりゃバラエティとか訳わかんないことを!プロレスさせろよ!ここは格闘技の聖地後楽園ホールジョルノ!」

亜門はガットショットからペディグリー!(左写真「本多、お前今なんて言った?ここ後楽園ホールは日本テレビの「笑点」や「仮装大賞」が収録されてる日本バラエティ番組の聖地なんだよ!えー、ということで今日は今から番組として売れるようなバラエティ番組を収録しまーす。」

坂井「何やんだよ?」
亜門「今日はこの興行を使ってプロレスどっきりを行う。」
坂井「もしですよ、どっきりやるとして、記者会見、あれは何なんですか?」
亜門「どっきりでしたー!」右写真
亜門「どっきりはバラエティの基本です。マッスルもあの手この手で顔色伺いながらやってきましたが、お客さんをどっきりさせるのは300人が限界です。1000人のお客さんをどっきりさせるのはほぼ無理です。今回は我々と1000人のお客さんが仕掛け人となって1人のターゲットをどっきりさせた方が効率的と考えました。今時1000人のエキストラ集めてバラエティ番組作ったら2000万円は掛かります。」
坂井「そんな、チケット買ってくれたお客さんをエキストラ呼ばわりなんて・・・」

亜門「バカ!仕掛け人だよ!たとえば今日放送する番組を水曜どうでしょうみたいにDVDにしてヒットしてみろよ。1億円の利益が出たら1000で割って1人10万円の配当が出るんだよ。ファンドだよマッスルファンド!今日のチケットは有価証券になりました。」
坂井「1兆利益が出たら1億?」
亜門「10億だ。」
坂井「僕10枚持ってます!」
亜門「余った当日券は休憩時間に販売しまーす。」

坂井「しかしそんなどっきり企画やるってのは金儲けのために仕方ないとして、誰にどっきり仕掛けるんですか?」
亜門「ここにいるお前らと、控室でモニター見てる726、虎龍鬼あたりではないことは確かだな。」
坂井「ここにいるメンバーでなくて、控室にもいないっていましたっけ?」
亜門「実はさっきの映像には続きがある。」

映像続き。坂井らマッスル戦士が藤岡によってリングに追い立てられる(左写真)。

後に残った亜門と藤岡、そしてマンモス。そこに新藤リングアナ。「今日7番勝負に出るはずの大家がまだ来てないんですよ。」
亜門「あと2時間しかないぞ!何やってんだあいつ・・・新藤、お前車で来てたな?悪いけど迎えに行ってくれないか?」
新藤「わかりました。」
亜門「暴れるといけないからマンモスも行ってくれるか?」

藤岡が携帯を見て「あ、大家のブログが大変なことになってます!」
亜門「どうした?」携帯を覗き込む。「おもしろきことも無き世を面白く・・・これ高杉晋作の辞世の句じゃないか!あいつまさか自殺?」

「急いで行ってくれ!カメラも着いて行って!」新藤とマンモスを追い立てる(右写真)。映像終了。

亜門「ということでターゲットはマンモス半田君でーす。4時の時点でドタキャンした大家の家に行ってます。じゃあ新藤と連絡とってみるかな。」新藤リングアナの携帯に電話(左写真)。
「ああ、もう着く?ああ、もうちょっと待って欲しいね。(7時)40分くらいに駐車場って感じで。ちょっと伸ばして。」電話切る。「こっちに向かってます。」

坂井「辛らつな意見を言わせてもらえば、こんな公衆の面前でどっきりなんて、引っ掛からないと思いますね。だいたいTVのアレってやらせでしょ?」
亜門「マンモスを甘く見るな。やらせ=演出、演出=台本って言ってな、俺はマッスルの台本は大学の演劇サークルのレベルで書いている。つまりマッスルの台本を理解して演技できるには大学卒業程度の学力が必要だってことだ。お前らどこの大学出身だっけ?」


坂井「早稲田・・中退。」
アントン「武蔵美。」
ペドロ「筑波。」
趙雲うっかり「北京外語大」ではなく「日大文理学部。」と言ってしまう。あわてて「×」サイン(左写真)。

しかし坂井が「日大文理学部地理学科農業地理学専攻、大学院まで行ってんだよな。で、ガッツワールドに就職と。農業地理学って何やってんの?」
趙雲「農業を・・・通じて・・・どのような傾向が・・・」右写真

趙雲orz(左写真)。

亜門「まあみんな高卒程度の学力は持ってるわけだ。だから違う役柄を演じることもできるし、場合によってはどっきりにかかった振りもできるかもしれない。我々は事前にツルティモドラゴンジム入学テストと称してマンモス半田君に学力テストを受けてもらった。やらせじゃないって証明にな。ひょっとしたら演出も通用しないかもしれないし。」

Vスタート。場所はなぜか名古屋大学(左写真)。

凄い画だ(右写真)。亜門「まずは英語。プロレスのカウントはいち、に、さんじゃなくてワン、ツー、スリーだ。場外は20カウントだ。20までわからなかったら戻って来れないかもしれない。」

ということで第1問「1から100まで英語で言ってみよう」。

10までは順調。

しかしテンの次はフィフティーン(左写真)。そこから先はセヴンティーン、エイティーン、ナインティーン、またエイティーン、セヴンティーン・・・そしてトウェルヴに。恐らく「20」がトウェルヴになってるのであろう、そこから先はトウェルヴ・ワン、トウェルヴ・ツー、・・・・(中略)

・・・ナイン・ファイヴ、ナイン・シックス、ナイン・エイト、ナインティナイン(なぜかこれは正解)、・・・・・・・・ナイン・ファイヴ!(100のつもり?)

続いて「一週間」を英語で言ってみよう。

サンデー、マンデー、チューズデーの次はエーデー。

「12ヶ月」を英語で言ってみよう。

いきなり「ジューンブライド!」その次はツーブライド、スリーブライド・・・・結婚願望あるのかな?

ウケまくるマッスル戦士たち。アントン「これはやらせとかができる生命体ではない!」左写真

続いて「事故があったら困るので」体力テスト。

試験官は趙雲子龍。

まずは反復横飛び(右写真)。続いて50m走は16秒。

そして腕立て伏せ30回、スクワット40回、木登りなど。

最後はジャングルジム。体力テストは一応問題なし。



その2へ。