マッスル15 9/5 北沢タウンホール大会その5



第3試合 キャプテンフォールイリミネーションマッチ
Mr.VHS(C)、ペドロ高石、Mr.マジック vs 男色ディーノ(C)、アントーニオ本多、趙雲子龍

先発はMr.VHS(左写真)とアントン。

いつの間にかアントンの足元にはブルーのシート。そしてVHSは「ストップモーション!」でアントンの動きを止めると「シーンチェンジャー!」キン肉マンにそういうのいたなあ。

アントンの足元があっという間に火の海に(左写真)。

火の中でのた打ち回るアントン(右写真)。

完全にダメージを受けたアントンをペドロとマジックがオーバー・ザ・トップロープ(左写真)。

VHS(0分56秒 焼死→OTR)アントン

続いて趙雲。ペドロとマジックは青いシートで趙雲を囲む(右写真)。

趙雲はあっという間に大海原に飲み込まれていった!(左写真

趙雲もオーバー・ザ・トップロープ(右写真)。

VHS(1分50秒 溺死→OTR)趙雲

ディーノが入る。ストップモーションをかけようとするVHS(左写真)。ディーノ止まりそうになるが「ストッ」のみ。

「ストストストスト」ディーノつられて動く。「フェイントだバ〜カめ」

ディーノ「この耳があるからフェイントに引っかかるんだわ!アントン、趙雲、この耳を引きちぎってしまいなさい!」

ちぎれた耳(右写真)。

VHSはリモコンでストップモーション狙うが耳のないディーノはもろともせずその腕をキャッチ、アームロックに(左写真)。ディーノロープに飛ぶ、ニラがエプロンから「チェストー!」と尻に一撃。

ペドロとマジックがニラごとディーノをブルーシートで囲む(右写真)。

映像は水着の女性。ニラは触ろうとするが女に興味のないディーノはニラを襲う(左写真)。
その時松葉杖を突いた酒井一圭がエプロンに。「照明さん、リングを赤い照明に変えてください!」水着映像消える。「シーンチェンジャー敗れたり!」


VHS「余計なマネを!」殴りかかるが酒井は松葉杖で一撃。そこをディーノがスクールボーイ(右写真)、カウント3。

ディーノ(4分54秒 スクールボーイ)VHS
※キャプテンのMr.VHSがフォールを取られたため試合終了。

固まるVHS(左写真)。

亜門「いったんどうやってあのシーンチェンジャーの弱点を見破ったんだい?」
酒井「Mr.VHSのシーンチェンジャーは特撮ヒーローモノでよく使われるクロマキー合成という簡単な映像技術の応用に過ぎない。だから会場の照明を赤くすることによりカメラに写る青い部分を向こうかすることを思いついたってわけだ。」右写真
亜門「なるほどー。こればっかりはプロレスラーの俺たちには見破れない。でも、なんでお前を追い出そうとした俺たちを助けたんだ?」

酒井「それはわからない。子供の頃からどっぷりと芸能界に浸かっていた俺にとって、ディーノやアントンがやろうとしてる純粋なプロレスも、マッスルやニラたちがやろうとしてるそうでないプロレスも、どっちも立派なエンターテインメントだと思ったんだ。だから今日みんなの闘う姿を見て、俺も早くこのケガから復帰したいよ。」左写真

アントン「Mr.VHS・・・おっと坂井良宏。立ちなよ。あんたのシーンチェンジャー・・・したたかに効いたぜ。」右写真
趙雲「あの技を食らったときは溺れ死んでしまうかと思いましたよ!」

ディーノ「この私たちをここまで追い込むことができたんだから、ペドロもマジックも一圭もここに集まってくれたお客さんも、みんな立派なプロレスラーよ!」左写真
坂井「みんなありがとう。俺、目が覚めたよ。俺、もう一度プロレスとマジメに向かい合ってみるよ。」
ニラ「雨降って地固まるとはこのことだな。」
亜門「それじゃあ今日はひとまずノーサイドってことでお開きにしようか。」

そこに藤岡が飛び込んでくる(右写真)。藤岡「大変です!大変です!」
亜門「どうした藤岡?」
藤岡「大変です!バックステージに、時限爆弾が仕掛けられています!」


亜門「時限爆弾?そんなわけないだろ。なんで時限爆弾なんか仕掛けられてんだ?」
藤岡「そんなことわかりませんよ!」
興奮してる藤岡に亜門「じゃあこのラーメンは下げていいですか?」
藤岡「まだ子供が食べてるでしょーが!」

みんなで「そんな時限爆弾なんてあるわけないよなあ」などと話していると映像は時限爆弾を捉える。残り時間は3分になっている(右写真)。

ステージに時限爆弾が(左写真)運び込まれる。
坂井「あれ、後楽園のセットとかを発注してるツムラ工芸の山崎さんじゃないですか?」
亜門「思い出した!俺がツムラ工芸さんに発注したもんだった。」

坂井「なんでそんなことを?」右写真
亜門「いや今回全然台本書けなくって、追い詰められて軽いうつ状態になっちゃって、マッスルもうやりたくないなくらいに考えちゃったわけ。で、どうせならお客さん巻き添えにして爆死しようと思ってツムラ工芸さんに発注したわけ。あ、でも大丈夫。今はもうまたマッスルやろうって気になってるから。」
坂井「あんたのメンタル面のことじゃなくて、あの爆弾は?」
亜門「もう作動しちゃってるなあ。あの二本の線のどちらかを切れば止まる、間違った方を切ると爆発する。」

坂井「で、どっちを切ればいいんですか?」
亜門「そんなの知らないよー。俺は発注しただけ。知ってるのはツムラ工芸さん。」
坂井「ツムラ工芸さんもうハケちゃてるしなあ。あんたが発注したんだろ!あんた切りに行けよ!」
亜門「ヤだよ。そんなの怖いだろ!」

ジャンケンで決めることに(右写真)。アイコが続く。続いて山手線ゲーム、せんだみつおゲーム。決まるわけがない。時間が無駄に経過。

残り時間はわずか10秒に(左写真)。その時「エトピリカ」が流れ場内暗転。ここで来たか。



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