マッスル15 9/7北沢タウンホール大会その5



ト書きどおりアントンと亜門がリングに。
アントン「ここは坂井さんの頭の中。」
亜門「思ったとおり、本当に空っぽだな。くだらないことがスラスラ出てくることだけがとりえなのに。」
アントン「なんでこんなことに!」
坂井「俺なんかいなくなっちゃえばいいんだ!マッスルなんてなくなっちゃえばいいんだ!」

亜門「ちょっと待て!マッスルがなくなったら俺たちはどうなってしまうんだ?」

マジック「マッスルがなくなったら、マッスルの登場人物の俺たちもなくなってしまう。」

マッスルのない世界

マッスルをやってない世界

エヴァでもあったような別世界ヴァージョンが。

アスカではなくディーノが坂井を起こす。時は8月10日、ビアガーデンプロレスのドラマチック三銃士プロデュースデー。

青空。

怪談新沼袋デスマッチの模様。

アントン「わかったー!亜門さん、坂井さんのスランプの原因がわかりました。あいつがここ2、3ヶ月の間DDTやプロレスサミットでやってきたことわかりますか?」
亜門「えーと、この間の怪談新沼袋デスマッチ、夏休み自由工作デスマッチ、騒音防止デスマッチ、神経衰弱デスマッチ・・・って、なんだこりゃ!」
アントン「ここ最近、坂井さんはむちゃくちゃな試合が続いてマッスルとそうでない世界の境界があいまいになってるんです。」
亜門「確かにずっとマッスルっぽい内容が続いてるな。そりゃあ坂井のアイディアが出てこないのも仕方がない。」
アントン「あいつの想像力のベースはあくまでもプロレスなんです。体こそ大きいものの特別運動神経が良いわけでも闘争心に溢れているわけでもないただのあんちゃんが、プロレスという特殊な環境に身を置き、そこから生まれてくるいろんな感情を表現するのがマッスルなんですよ!」

亜門「おいみんな出て来い!このままだと坂井は自分の内面世界で簡単な認知心理学的なオチで『父にありがとう』『母にさようなら』『そしてすべてのチルドレンにおめでとう』とかいう終わり方(エヴァ弐拾六話のエンディング)をさせちまうぞ!」
ディーノ「ここは坂井にプロレスに正面から向き合わせるってしかないと思う。」
亜門「この際それしかないな。しかし誰が相手するんだ?今日は本当にゲスト呼んでないし。」
アントン「亜門さん、ベルトだ!昨日マッスルから流出したベルトをあの男から取り戻せばいいんだよ!」

IMGPヘビー級王者・飯伏がリングイン(左写真)。


メインイベント IMGP世界ヘビー級選手権
飯伏幸太(王者) vs マッスル坂井(挑戦者)

坂井が入場し、飯伏と対峙(右写真)。

ロックアップ、坂井がロープに押し込む(左写真)。ブレーク。

坂井ロープに飛ぶ、飯伏ドロップキック。飯伏腕をひねる(右写真)、坂井切り返す。

マッスル戦士全員で坂井のセコンドに(左写真)。

手四つ、飯伏ローキック。坂井ヘッドロック(右写真)、飯伏切り返してネックロックに。

坂井バック取る(左写真)。飯伏立ち上がって腰投げ、ヘッドロック。

両者立つ。坂井ロープに振ってショルダーブロック(右写真)。

飯伏エルボー(左写真)、

坂井もエルボー打ち返す(右写真

飯伏ブーツ2発(左写真

坂井はマッスルボンバー(右写真)。5分経過。

坂井ターンバックルにぶつけて対角線コーナーに振る、飯伏かわしてミドルキック、ロープに飛んでニールキック(左写真)。

飯伏ミドルキック連打(右写真)、

そしてローキック(左写真)。

ローキックも連打(右写真)。

飯伏アンクルホールド(左写真)。

ヒザ十字に移行(右写真)、坂井ロープ。

飯伏ストンピング、ヒザ蹴り(左写真)。

飯伏ミドルキック(右写真)。

坂井が腰のベルトを外し飯伏に逆襲のミドルキック(左写真)。

飯伏に対しミドル連打(右写真)。

坂井ミドルキック(左写真)、飯伏ダウン。

坂井はトーホールドに(右写真)。

自分の足を絡めて変形レッグロックに(左写真)。飯伏はパンチ連打してロープ。



試合の途中ですがその6へ。