マッスルハウス3 1/3 後楽園ホールその5
そこにペドロが乱入、やっぱり無言(右写真)。
しかしその手には生命保険加入時の告知書が。
村田アナ「生命保険の申込書ですね。あれ、松野さんの実印ですよ。」ゴング鳴る。
鶴見「ダメだよ、営業やっちゃ!お前ら村田さんに頼りすぎ!俺がやる、俺が!」
鶴見乱入してゴージャスにストンピング(右写真)。
そしてマイク「おい松田!あ、間違えた松野だった。」ゴング鳴るが会場無反応。
続いて鶴見「おい、松野!お前、平田だろう!」
坂井「ちょっとアンタ!なんだよ平田って。アンタ今このリング上の松野さんを見て何とも思わねぇのか?」
鶴見「どういうこと?」
坂井「松野さんは飯伏の攻撃を受けて、息も絶え絶えになっちゃってんじゃねぇかよ!」
鶴見「え?でもさ、こいうらシチュエーションでやってるわけでしょ?プロレスなんて芝居みたいなもんだから、ある程度相手がどう攻めてくるかわかって受けてるんでしょ?」
坂井「ちげーよ。アンタはプロレス業界のこと詳しくねえから人間関係とかわかんねぇかもしれないけど、ここにいる飯伏とか松野とかは、そういう芝居とかシチュエーションとかの類は全然わかってねぇんだよ。わかんないでやってる人種だっているんだよ!つまり、松野さんと飯伏は普通に後楽園ホールに来て当たり前のようにいつものように試合やってるだけなんだよ。」
鶴見「つまり2人は大喜利のシチュエーションという認識なく闘ってたってこと?」
坂井「そういうことだよ。だから、いつもより乱入者が多いなあとかそれぐらいしか認識ないんだよ。」
アントンが突然「はい、プロレスとかけまして、『頂点』の大喜利と解く。」
鶴見「そのココロは?」
アントン「どちらも熱い真剣勝負です!」
ペドロ「はい、プロレスとかけまして、生命保険と解く。」
鶴見「そのココロは?」
ペドロ「どちらも命を賭けてます!」
坂井「アンタ、会場の大『松野』コールが聞こえねえのか?」
アントン「どうか、この2人にこのまま試合を続けさせやってはくれまいか!2人の熱い真剣勝負を邪魔するわけにはいかねぇんだよ!」
鶴見「勝手にしろ!試合再開!」
試合再開。飯伏エルボー(右写真)。
ゴージャスもエルボー返す。ちなみに実況は「松野はあえて受けてますねえ。」「飯伏攻め手に欠いてますねえ。」という具合に明らかにゴージャス寄り。
飯伏のちょっと強めのエルボーが入る(右写真)。
ロープに振ってドロップキック(左写真)、カウント2。
その場飛びシューティングスタープレス(右写真)、カウント2。
コーナーに上ってムーンサルトプレス(左写真)、ゴージャス2で返す。
飯伏ノーザンライトスープレックス(右写真)、カウント2。
ゴージャスがサッカーボールキックのお返し(左写真)。
飯伏コーナーに振って串刺しエルボー、カウント2。きっついハイキック(右写真)。
飯伏ソバット(左写真)。
飯伏アンクルホールド(右写真)、
ゴージャス反転して首固めに丸め込む、カウント2。再度首固め(左写真)、カウント2。オクラホマロール風のエビ固め、カウント2。
飯伏バックスピンキック(右写真)、
飯伏カバーに入るが(左写真)ゴージャスは2で返す。
飯伏はリング内からトップロープに飛び乗ってゴールデンスタースプラッシュ(右写真)、これはゴージャス返せず3カウント。
飯伏(14分20秒=トータルタイム 片エビ固め)ゴージャス
皆がゴージャスのもとに駆け寄る(左写真)。ゴージャスなにかしゃべりたそう。
坂井がマイクを差し出すと「プロレスとかけて・・・お笑いと・・・解く・・・。」
坂井「そのココロは?」
ゴージャス「どちらも・・・受けが・・・すべてです・・・。」
鶴見「うまい!松野さんに救急車1台!」
ここでゴージャス治療のため休憩に。
その6へ。