マッスルハウス3 1/3 後楽園ホールその9



化け物化した坂井(右写真)。
亜門「何だ!まるで化け物じゃねえか!」

頭からは角が生え、腕と足には剛毛(左写真)。まるでバッファローマン。というかまんまバッファローマン。

坂井「確かにこの俺は、この年末年始、いや今まで食っちゃ寝食っちゃ寝の生活をしてきた。しかし、ただ無計画に食っちゃ寝食っちゃ寝していたわけじゃねぇ。日本に古くから伝わることわざに、『食べてすぐ寝たら牛になる』というのがある。プロレスの練習を毎日やればプロレスラーになれる。毎日食べてすぐ寝たら牛になれる。先ほどついに俺は人から牛へと姿を変えつつある。だから俺は、バッファローとマンの間のバッファローマンだ。」


亜門「じゃあお前今凄く強いんじゃないの?」
坂井「先ほど藤岡にちょっと触れただけで血まみれになってます。」
坂井が角に触ると「ハリケーンミキサー!」という声がどこからか響くように。
亜門「そりゃすげえ。じゃあ今日の売上取り返すことも簡単にできるんじゃないの?」
坂井「お安い御用です。」
亜門「みんな行けー!」


全員で大日本勢をリングから追い払う(右写真)。

残った日韓を坂井が「ハリケーンミキサー!」で吹っ飛ばす(左写真)。

売上金を持った伊東に坂井は「いいか、今俺の」「ハリケーンミキサー!」「の餌食になった李日韓がどうなったか知りたいか?お前ら例のものを。」

ディーノたちがばらばらになった日韓を持ってくる(左写真)。その姿はまるで悪魔超人。6つ目は小林が。

坂井「見てのとおり、この6つになった李日韓を返して欲しかったら、力づくで取り返してみろ!」
伊東「小林さん、なんでそっちにいるんだよ?」
坂井「この6つの日韓はくっつければ元のレフェリーに戻りますが、このままではおいしいハムとして食べることができます。小林さんはハムを選択したのです。」
そして日韓を奪還するための闘いが始まる。


第7試合 李日韓パーツ争奪ハンディキャップマッチ
マッスル坂井、男色ディーノ、ペドロ高石、アントーニオ本多、趙雲子龍、アブドーラ小林 vs 伊東竜二、関本大介、“黒天使”沼澤邪鬼


新藤リングアナの説明によると「5分以内にくっつけられなければハムのまま後楽飯店に卸される」とのこと。日韓の腕を持ったまま飛びつき十字固めに行くペドロ(左写真)。

腹の上で回転、コーナーに振ってあびせ蹴り(右写真)。

しかし再度の浴びせ蹴りをキャッチすると関本一気にジャーマンに(左写真)。1日韓奪還。

アントンと趙雲がそれぞれパーツを持ったまま関本に向かっていく、関本2人にラリアット(右写真)。あっさり2日韓奪還。残り3日韓。

ディーノが胴体持ったまま関本に対峙。関本逆水平(左写真)、最初はチョップで対抗していたディーノだが途中から股間タッチに。関本力抜ける。

そこをキス(右写真)。

しかしキスに夢中で日韓の胴体を放置しており沼澤に奪還される(左写真)。残り2日韓。

小林が腕を持ったままバカチンガーエルボー(右写真)。

しかし本物のハムに釣られて腕を置いて場外へ。これまた沼澤の頭脳作戦に奪還を許す(左写真)。残りはあと1日韓!

沼澤はバッファローマン対策に赤い布を用意(右写真)。

赤い布につっこんできたところを転ばせてバット攻撃(左写真)。

伊東が有刺鉄線バットを持ってリングイン。しかしそのバットは沼澤に(右写真)。

有刺鉄線バットを持って仁王立ちする伊東(左写真)。

ここで暗転(右写真)。

別に坂井に味方したわけではなく、坂井にも有刺鉄線バット(スローで)一撃(左写真)。

そしてV。「俺は大日本プロレスのエース、伊東竜二。人は俺を『デスマッチ・ドラゴン』と呼ぶ。」

「デスマッチのリングでは怖いもの知らずのこの俺にも」

「ひとつだけ怖いものがある・・・・それは妻の李日韓だ。毎日毎日、炊事、洗濯、マッサージ。」

「タイトルマッチを終えた夜でも、両腕を骨折した夜も妻へのマッサージを欠かした事はない。」

「俺、いつになったら復帰できるのかな?このままでは俺、マッサージドラゴンになってしまう・・・。」

「デスマッチドラゴンとマッサージドラゴン、龍は2匹もいらねえ。」

「オレはデスマッチドラゴンだ!」

沼澤の有刺鉄線バットをかわして(左写真

ハイキック(右写真)。

画鋲缶を持った小林にはフロントキック(左写真)。

そして画鋲を額に押し付ける(右写真)。うぎゃー。

ところでディーノはまだ関本へのキスを続けていた(左写真)。ディーノ振り返るが伊東は「どうぞどうぞ。」

そして自分は日韓の頭パーツに有刺鉄線バットを振り下ろす(右写真)。そ・・・それが目的か・・・。

亜門が入ってくる(左写真)。

その後ろからは日韓も(右写真)。

気付かずバットを黙々と何度も振り下ろす伊東(左写真)。そこまで・・・。

日韓の手には「どっきり」の札(右写真)。



その10へ。