キャンプ場プロレス 2008/9/7 ネイチャーランド・オム大会



DDT主催「キャンプ場プロレス」のバスツアーは朝9時45分に新宿西口集合。スバルビル前には武井観光の赤いバス(右写真)。これで山梨県南都留郡道志村のキャンプ場「ネイチャーランド・オム」に向かう。

DDTからは藤岡コミッショナー代行兼カメラマンが同乗。9時50分に現れ「10時出発だったのでこの時間に来ましたけど遅刻ですかね?」と言う藤岡代行(左写真)は20分で作ったという「旅のしおり」(簡単な日程表、バーベキューのマナーをまとめた「バーベ九則」、ネイチャーランド・オムの理念などが載ってた)を配布。しかし乗客の点呼もしてないことを村田晴郎アナに突っ込まれあわてて点呼開始。大丈夫かー?出発は10時予定だったがすでに遅れが発生。

今回「ドラマチックファンタジア」実況・解説チームの村田アナ(右写真)と鈴木健・週プロモバイル編集長も同乗。しかし「聞いたのは昨日」「何も具体的な指示をされてない」という凄い話。中央高速に乗ったところでバスの中で25日放送予定の「ドラマチックファンタジア」のオープニングを撮る。2人をバスの補助席に座らせてほとんど指示もなく(観客には「朝早いのでまだ盛り上がってない感じで」という演出指示があったが誰も従わずに盛り上がる)しゃべらせる。普段こんな感じで作ってるのか・・・。

車内では藤岡代行が用意した95年のIWA格闘志塾・無国籍屋台15番街ヨンドン大会(「屋台村プロレス」とは違うらしい)を流し、村田・鈴木コンビがツッコむ。高木三四郎(裏投げ連発)vsクラッシャー高橋、高智政光vs藤田豊成、菊澤光信&奥村茂雄vsアイアン・ハーキュリー1号2号と見て、ホッパーキング&島田宏vsブラックホール1号2号の途中で唐突に終わる。代行「そこまでしかダビングしてません。」それはあんまりだ。高速を相模湖ICで降りて下道に。相模湖が見えると藤岡代行は2人に「景色を実況してください」と無茶振り(左写真)。村田アナはこれに対し「自然に関するコメントは本番に取っておきたい」ともっともなお答え。その代わり8/30に実況した「PREMIUM」の裏話や、狭い山道でのバスと対向車の離合の実況で車内を盛り上げる。さすがだ。

12時20分、ようやくネイチャーランド・オムの入り口に到着。しかし入り口の橋は狭く(右写真)、我々の乗った大型バスはなかなか入っていけない。しかしこの橋を渡らないことには駐車場もない。試合開始予定時刻まではあと10分。後ろには車の列が。緊張する車内。

運転手さんの卓越した技術によりようやく橋を渡る(左写真)。その様子も村田アナが逐次実況。運転手さんありがとう。行き先も非常に簡単な地図しかもらってなかったらしいし。

バス駐車場から100mほど歩いたところにネイチャーランド・オムの看板(右写真)。ここで受付。つってもバス降りるときにもらったチケットを渡すだけ。

受付から今日の試合会場まではまだ1kmほどある、しかも高低差がかなり、ということで何台かの車で48人のツアー客+Samurai!スタッフ5名をピストン輸送。さすがの広さだ。結局試合は開始が遅れることに。

この「しらかば広場」(右写真)で試合が始まる、と。あくまで始まる場所。きっと決着はここではないんだろう。なにせ「リングは2万坪の大地」だからなあ。この広場もその気になればリング置くくらいの広さはあるが、持ってくるのは至難の技だろうし、リング内でしか勝負が決まらないとなると、皆がDDTに期待する「キャンプ場プロレス」とは違ったものになりそうだ。広場の周りには自力でここまで来た観客がすでに60名。

その脇には池(左写真)。先に来てた知り合いの話ではかなり冷たい、と。

マス釣り場らしい。魚影はあった気がするがマスかどうかは不明。

12時59分、松井レフェリーが選手入場口を開けるよう指示(左写真)。そろそろ選手入場か。最初は好き勝手に立っていた観客も自然に輪の形に。これこそまさに「リング」。

本日その場で、しかも二手に分かれた場合はどちらかにヤマを張ってでも追いかけて実況しなければいけない村田・鈴木コンビも準備(右写真)。カメラは3台用意され、3台はそれぞれ選手らを追い、1台は2人に付いて音声録音用に使うそうだ。Samurai!もこの前代未聞の試合形式に対し気合が入ってる。

実況スタート(左写真)。そして「Into The Light」が流れる。

本日の特別リングアナ、浅井企画所属の芸人・しゅく造め(しゅくはじめ。元Rマニア。)がルール説明(右写真)。「本日の試合は3カウント、ギブアップ、KOによる決着で、場外カウントは無制限です。」そりゃまあそうだろうなあ。
しかし「このキャンプ場にあるありとあらゆる自然が公認凶器となります。」えー。

続いて選手をコール。まずアントーニオ本多が拡声器を手に入場(左写真)。

拡声器で「ヤッホー!」「岩谷テンホー!」「チン○ー!」と叫ぶ(右写真)。観客がこだまを返す。

アントンは「山コーナー」にスタンバイ(左写真)。

続いて「同じく山コーナーから」マッスル坂井入場。あれ?と思ってたら「カードは変更になりました。」へー。社長は飯伏に路上でリベンジする意思を捨てたのかな?普段から沢歩きを趣味とする坂井はそのスタイルで入場(右写真)。

水を確認(左写真)。

晴れやかな顔で広場に向かう(右写真)。キャンプ場っぽいよ!

アントンとハイタッチ(左写真)。

選手テーマを流すラジカセにトラブル(右写真)。何度飯伏のテーマを流そうとしても途中で坂井のテーマに変わる。

仕方なく手拍子で入場する飯伏(左写真)。そしたらテーマ曲が普通に流れる。何だったんだ?さっきのトラブル。

アントン側に歩いて行った松井レフェリーが手を引いて「沢コーナー」に誘導(右写真)。急なカード変更は飯伏にはハードル高い?

最後に高木三四郎入場(左写真)。

4つのコーナー(とおぼしき場所)で「ファイヤー!」右写真)。

「沢コーナー」チームの2人(左写真)。こっちの方が山に近かった気もするが。飯伏が間違ったのもそのせいかも。

試合開始に先立ち、現役木こり(リアル・ランバージャック)のタカさんから両チームに花束贈呈(右写真)。

いきなりスモークが焚かれる(左写真)。その中から主催者の大田兄弟(元「浮世絵師」のユウスケ&ケンスケ)登場。自分らだけか>スモーク。

双子がユニゾンで開始宣言(右写真)。

何度聞いてもたまらん2人の声。しかし開始宣言の途中で木の株状のイスから片方が落ちる(左写真)。

いよいよ試合開始。時刻はすでに13時15分。

試合前の握手は坂井が拒否(左写真)。

高木気合を入れる(右写真)。

ゴングは飯ごう(左写真)。双子、叩いたはいいが叩き損ねたと思ったのかもう一回叩き直す。しかも飯ごうを落としてしまう。



試合はその2から。