Dramatic Dick Togo 9/29 1st RING大会



昔は「北沢の後のATOMは面白い」というのが定説だったが、「後楽園の後の新木場」しかも翌日というのは初めてかな?しかも今日は東郷のための興行「Dramatic Dick Togo」。期待できる。ということで珍しくスーパーシートを購入。

「Into The Light」のバックに流れるビデオの最初がディック東郷だったり「Dramatic Dick Togo」のロゴが作ってあったりと非常に手のかかったオープニング。


第1試合 KUDO vs 佐々木大輔

ロックアップ、KUDOバック取る、佐々木切り返す、KUDOネックロック(右写真)、佐々木切り返す、KUDO切り替えしてバック取る、佐々木腕を取る。KUDO切り返してハンマーロック。佐々木ヘッドロックからフライングメイヤー、KUDOカニばさみで倒す。佐々木足をすくってステップオーバートーホールド、リリースしてネックロックに。KUDO切り返してブレーク。

佐々木エルボー、KUDOチョップ(左写真)。佐々木エルボー、KUDOミドルキック。KUDOヘッドロック、佐々木ロープに振る、ロープワークから佐々木ドロップキック。佐々木さらにストンピング、エルボー。ロープに飛ぶ、KUDOキチンシンク。

KUDOストンピング、立ち上がらせてヒザ蹴り、首投げからサッカーボールキック(右写真)、カウント2。佐々木エルボー、KUDO逆水平の打ち合い。KUDOソバットで前かがみにさせると背中にカカト落とし、倒れたところにストンピング、立たせてヒザ蹴り。コーナーに詰めて逆水平。

KUDOロープに振る、佐々木切り返してドロップキック、KUDOスカして上体を起こした佐々木の顔面にドロップキック、カウント2。KUDOグラウンドヘッドロック、両者立ち上がる、KUDOヒザ蹴り(左写真)。

KUDOスリーパー(右写真)、佐々木ロープ。5分経過。

KUDO逆水平、ミドルキック連打(左写真)。佐々木はエルボー、KUDOパンチ、ストンピング。佐々木エルボー、KUDOガットショット、逆水平。

KUDOロープに振る、佐々木切り返す、KUDOさらに切り返してソバット(右写真)、ロープに飛ぶ、佐々木カウンターのドロップキック。佐々木コーナーに振る、KUDO切り返す、佐々木エプロンに出てスワンダイブミサイルキック、カウント2。

佐々木バック取る、KUDOロープ。佐々木背中にドロップキック、半分飛び出してトップロープに引っかかった状態のKUDOに佐々木は助走を付けてもう一発ドロップキック(左写真)、カウント2。

バックの取り合い、KUDOロープに振ってミドルキック(右写真)、カウント2。バズソーキック、これも2。

KUDOコーナーに上ってダイビングダブルニーアタック、佐々木かわしてバック取るとジャーマン(左写真)、カウント2。

佐々木ロープに飛ぶ、KUDOカウンターのハイキック(右写真)。

KUDOバズソーキック3連打(左写真)、カウント2。

KUDOコーナーに上ってダイビングダブルニードロップ(右写真)、カウント3。

KUDO(8分57秒 ダイビングダブルニードロップ)佐々木

えらいゴツゴツした試合になったなあ。


リングには藤岡コミッショナー代行と坂井(左写真)。藤岡がゴージャス松野コミッショナーの手紙を代読する。「9月29日DDT新木場大会にお越しの皆様誠にありがとうございます。私ゴージャス松野は体調不良のためお会いすることができませんが最後までごゆっくりお楽しみください。さて私のコミッショナー職ですが、メタル・ヴァンパイア壊滅が目的でありましたし、昨日の後楽園大会で壊滅がなりましたこともあり、私ゴージャス松野はコミッショナーの職を辞し、一選手に専念したいと思います。今後についてですが、当面コミッショナーは置かず高木社長の下選手・関係者一丸となってDDTを盛り上げたいと思います。なお預かっていた実印ですが高木社長に返しておいてください。」

ということで実印返却のため高木社長を呼び出す(右写真)。
藤岡「松野さんから今まで預かっていた実印を返すことで任務の終了とします。」
高木「メガネ、お前もお疲れさま。」

しかし藤岡代行は高木社長の腕を取ると腕折り(左写真)。

藤岡「DDTの実印もらったー!」
高木「メガネ、謀反か貴様!」
坂井「これでDDTのすべての権利は貴様の関連会社である、我々DDTテックのものになった。これは実質上のM&Aだ。」
高木「バカじゃねーか?」
坂井「M&Aだ。誰がバカだ。」

高木「こんなもの、俺が明日朝イチで新宿法務局に行って印鑑登録変更すれば実印じゃなくなる。会社の基本だぞ。」
坂井は藤岡に小声で「お前、法学部卒業じゃなかったのかよ!お前がいい方法がありますって言うから!」
坂井「今回の件はDDTプロレスリングに対しDDTテックが粗相をしたということで・・・。」

高木「坂井、ケジメ付けろよ。」
坂井「今回DDTテックの一ヒラ社員が起こしたことはすべて代表取締役である私の責任であります。ケジメとして特別に、札幌辺りで私マッスル坂井のタイトルに挑戦する権利を差し上げます。特別にタイトルマッチを許可します。」
高木「なんで上から目線なんだよ?」
坂井「自分がタイトルに挑戦すると事前に発表したら前売券が伸びて、DDTに利益を与えるじゃないですか。」
高木「確かに札幌はタイトルマッチを組むと前売券が2倍になるという都市伝説があるな。それでメジャー団体は札幌でタイトルマッチを乱発・・・で、どっちがいい?」

坂井「当然EXTREMEです。」
高木「お前、昨日『プロレスと真正面から向き合う』って言ってたじゃないか!」
坂井「DVD売れてませんけど、僕が面白い試合をした時のDVDは、ちょっとだけですが売れ行きがいいんです。これは高木さんの責任でもあります。」

高木「そうなんだ。わかったよ。じゃ10.12だっけ?10.13か、札幌でEXTREME賭けてやってやるよ。じゃその実印返して。」
藤岡返すふりをしてまた腕折り(左写真)。

坂井「ははは、あくまでこの実印を持っている限りは全権はこっちにある!法務局とかワケわかんないこと言ってないで、レスラーならレスラーらしく、リングで取り返してみろ!すみやかにリングを去りたまえ!」高木退場。
「これからは戦争を思い起こさせるDDTプロレスリングから変更し、DDTと書いて有限会社大童貞プロレスリングだ!」
藤岡北側ひな壇席で「大童貞プロレスリング、ばんざーい!」


第2試合 タノムサク鳥羽 vs マサ高梨

高梨は試合前Vで鳥羽のことを「○○」(自粛)「最近使い物にならない」と罵倒(左写真)。しかし「鳥羽、お前には反乱のDNAが流れている」と反乱軍に引き込みたい様子。

「○○」と呼ばれた鳥羽は激怒、開始前から高梨に突っかかっていく。高梨それをいなすように手四つに誘うが鳥羽は乗ってこない(右写真)でローキック。

高梨はアップライトの構えに。鳥羽ハイキック(左写真)。鳥羽ミドル、ロー、ミドル。高梨ミドルキックをキャッチして張り手、これがクリーンヒットして鳥羽はダウン。

高梨が突っ込む、鳥羽がショルダースルーで高梨をエプロンに。高梨は鳥羽の腕を取るとトップロープを使ってのアームブリーカー(右写真)、場外に落として客席に振る。

さらに鉄柱攻撃からコーナーの金具で鳥羽の腕を攻める(左写真)。リングに戻して腕を踏む。

腕にストンピング(右写真)、エルボースタッブ、逆水平。

トップロープに鳥羽の腕を絡めて攻める(左写真)。鳥羽ボディ。

鳥羽ローキック連打(右写真)、ヒザ蹴りで形勢逆転。

鳥羽はローキック連打で高梨をコーナーに詰めてパンチ連打(左写真)。ヒザ蹴り2発から後頭部にヒジ打ち。

鳥羽パンチ、高梨かわす(右写真)。

高梨は鳥羽の鼻をつかんで(左写真)引き倒す。顔面にドロップキック。5分経過。

鳥羽の両腕をクロスして自分の足で固める(右写真)。さすがT2Pの申し子。鳥羽はロープ。

高梨ドロップキック(左写真)、鳥羽を場外に落とす。鳥羽がエプロンに戻る、高梨近寄るが鳥羽はロープ越しのハイキックからスワンダイブのジャンピングハイキック。両者ダウン。

鳥羽ヒザ蹴り、ボディ(右写真)、カカト落とし。バズソーキック、カウント2。

高梨は鳥羽のヒザに蹴り(左写真)。

鳥羽を開脚させて急所に両足を落とす(右写真)、カウント2。

高梨スクールボーイ(左写真)、これも2。

高梨ロープに飛ぶ、鳥羽パンチ(右写真)。

高梨再度ロープに飛ぶ、鳥羽パンチ(左写真)。

鳥羽パンチ連打からバックブロー、高梨ブロック。鳥羽ソバット(右写真)。

鳥羽ハイキック(左写真)。最後はアッパーカットからのカバーで3カウント。

鳥羽(8分7秒 スマッシュ)高梨

高梨の小ズルく、いやらしいスタイルの真骨頂だった。こういうとこをもっと見たいなあ。



その2へ。