マッスル坂井自主興行 10/6 1st RING大会その2



亜門「何だよ今の!俺の自主興行が台無しじゃないか!みんな申し訳ない。ノーピープルマッチにもかかわらずお集まりいただいたお客さん、すいませんでした。ご挨拶遅れました、私マッスル総合演出の鶴見亜門です。せっかくの自主興行というのにこんなんじゃ納得行きません!こうなったら延長戦やるぞ!佐野の代わりに俺が入ってやってやるよ!どうですかお客さん?どーですかお客さん!」ここは物投げなきゃいけなかったかな?

坂井が時計をはめてない左手を突き出して「今何時だと思ってんすか?もう7時半ですよ。ここにいるお客さんは7時半から始まるマッスル坂井自主興行を見に来た人たちなんですよ。みなさんすいません、鶴見亜門自主興行が押してしまいご迷惑をお掛けしております。速やかにこの興行を終了し、マッスル坂井自主興行のほうを開始したいと思っております。」
亜門「なんだよ!もうちょっとなんだから最後までやらせろよこのケチ!」


坂井「新木場1st RINGの完全撤収は10時、つまり9時半には興行は終わってなきゃいけないんですよ。だからもう始めないと。」
亜門「わかったよー。じゃ始めろよ。」
坂井「みんなも控室に戻って息を整えて。」 趙雲「あのー、次の興行の前に一応例のものを・・・」
ディーノ「アレははっきりさせないとね。」と指で円を作る。

亜門「はいはいアレね。無理言って出てもらったのに申し訳ないとは思ってたんだから。じゃとりあえず今日試合に出た選手はリングに並んでください!集合!それじゃ今から本日のギャランティーをお渡しします!」

いつも「マッスル」のオープニングで流れる「Lonely Days」をバックにギャラの受け渡し(右写真)。

最後に坂井(左写真)。亜門の持ってた袋の中には「マッスル坂井自主興行」と書かれた紙。これがアップになってマッスル坂井自主興行がスタート。


10/3に坂井が「S-ARENA」に出演した際の映像が(右写真)。

その場で鶴見亜門も10/6、17時からの鶴見亜門自主興行の開催を発表(左写真)。

亜門と坂井がせーのでカードを発表。その内容はメインが一人入れ替わってるだけでほぼ同じだった。

ついには掴み合いを始める2人(左写真)。

インタレスティング・タケシが歌う「Let it be」をBGMに「時間がなくてもいい・・・」

「アイディアがなくてもいい・・・」

「僕には仲間がいる・・・僕にはリングがある」

「僕たちにはプロレスがある」


オープニング映像が終わり、控室映像に。結局自分の自主興行のカードを亜門に任せた坂井「亜門さん、第1試合は何やるんですか?」
亜門「心配するな。」
坂井「心配に決まってるじゃないですか!」
亜門「俺を信じろ、仲間を信じろ!記念すべきオープニングマッチは総合格闘技ルールで行う!それも地下格闘技ルールだ。出場するのは男色ディーノ、そしてペドロ高石!」

煽りVが始まる。「男達は何故リングに向うのか−」

今最もチケットの取りにくい格闘技イベント、それが「THE INSIDER」。社会の内側を支えるサラリーマンレスラーを集め、次世代のヒーローを育成するという。

年齢制限、体重制限は一切なく、ただ「チケットの手売りが出来ることが条件」

ペドロ「長年保険の営業をやっていたんで、手売りは自信ありますよ。あと高校のOB会の会長をやっているんですよ。」とチケットに関しては絶対の自信。

ディーノ「サラリーマンレスラーのどこが悪いのよ?毎月決まった日に決まった額が振り込まれる。カタルシス以外の何物でもないわ」

「すべての出場選手は社会の内側に身を置く生粋のインサイダー達。そんな彼らがもし試合で負傷し日常生活に支障をきたすようなことになってしまってはいけない。このインサイダールールとは、選手の安全を第一に考える。」

「そのため、選手間の全てのインサイダー取引は黙認されている。」

ディーノ「アタシは今月末に勤務先のプロレス団体で大事なタイトルマッチが控えている。どういうことかわかるでしょ?」
ペドロ「松葉杖つきながらってのは仕事になりませんよ。」

ペドロ「ケガなんかしたらお客さんに笑われちゃいますよね。」

万が一の事故に備えた徹底的なリスク管理。

選手には徹底した警備体制が敷かれている。

ディーノのセコンドである726、ペドロのセコンドであるMr.マジックにもインタビュー。
726「ディーノさんがいなかったら、僕はまだ万引き辞められてなかったかもしれませんね。だからもしリング上でディーノさんに何かあったら、セコンドの僕が体を張って守らなきゃけないと思ってます。」
マジック「リングで戦ってるのは選手だけじゃないんですよ。僕らセコンドも戦ってるんです。命賭けてるんですよ。」

「選手以上にセコンドや応援団がアツくなるのがジ・インサイダー。激戦の末にはセコンドがリングに乱入することも珍しくない。このジ・インサイダー特別ルールでは、選手同士で決着がつけづらい場合、お互いのセコンド同士で決着を付けることが認められている」

ディーノは寝技世界一を決めるアナダビ・コンバットに二度優勝。ディーノ「なんか最近ナメてる奴多いでしょ。お尻出して、キスすればコッチですよ、って。ふざけんじゃないわよ。」

一方のペドロは「彼とはしょってるものも、眺めてきた世界も違いすぎるから。」

そしていよいよ2人の激突が!しかし60分2ラウンドて何!



試合はその3に。