マッスルハウス5 1/3 後楽園ホール大会その2



第2試合 大家健&趙雲子龍 vs 藤岡典一&Mr.マジック
 マッスル坂井&ペドロ高石 vs アントーニオ本多&男色ディーノ

スクリーンを2つに分割して両方のタッグマッチの煽りVを流すが、偶然の一致か人が異なるだけで話す内容は同じ(右写真)。

両方とも今年で31歳かー。そうかー。

坂井と藤岡(右写真)。違うところは坂井が中退。

2対2のタッグマッチも2組となるとこんな大勢(左写真)。コールは全く同じ衣装の新藤リングアナと松本リングアナが同時に。

手前のメインリングでは松井レフェリー、向こうのサブリングでは酒井一圭レフェリーがボディチェック(右写真)。

先発は大家と藤岡(メインリング)、坂井とディーノ(サブリング)。ロックアップから大家とディーノがロープに押し込む、クリーンブレーク(左写真)。再度ロックアップ、今度は藤岡と坂井がロープに押し込む、大家とディーノは体勢を入れ替えてチョップ。不思議なことに2つのリングで全く同じ動き。まあ基本中の基本のスタートだからなあ。

手四つ(右写真)から力比べ、藤岡と坂井ブリッジで耐えるが坂井は早々につぶれる。

ロープワークからショルダーブロック合戦(左写真)。

藤岡と坂井が逆転のショルダーブロック(右写真)。

2人はHBKポーズ(左写真)。

趙雲とマジック(メインリング)、アントンとペドロ(サブリング)にタッチ。

2つのリングで同時サーフボードストレッチ(左写真)。

趙雲は大家、アントンはディーノを呼び込んでダブルのチョップ(右写真)からハイファイヴエルボー、大家とディーノがカバー、カウント2。

大家とディーノはマジックとペドロをコーナーに詰めてストンピング連打(左写真)。

松井レフェリーと酒井レフェリーが制止に入るが2人とも突き飛ばされる(右写真)。

チョップの打ち合い(左写真)、エルボーの打ち合い。

大家とディーノがロープに飛ぶがマジックとペドロはカウンターのドロップキック(右写真)。

趙雲とアントンが入ってマジックとペドロをダブルでロープに振るがマジックとペドロはドロップキックで返す(左写真)、坂井と藤岡にタッチ。

坂井と藤岡リングインするとディンゴボンバー(右写真)。

さらにもう一発(左写真)。

ウォリアースプラッシュ(右写真)からカバー、

1、2(左写真)、同タイミングで趙雲とアントンはキックアウト。

藤岡と坂井はロープを揺らすポーズ(右写真)。マジックとペドロにタッチ。マジックとペドロは趙雲とアントンにボディスラム、セカンドロープに飛び乗ってライオンサルト、大家とディーノがカット。

藤岡と坂井が入り大家とディーノにストーンコールド・スタナー(左写真)。

そしてストンコ式挑発(右写真)。

2人がエア挑発を続けている間に趙雲がマジック、アントンがペドロを逆エビ固めに(左写真)、2人同時ギブアップ。

趙雲(5分14秒 逆エビ固め)マジック
アントン(5分14秒 逆エビ固め)ペドロ

亜門「もーやめやめやめ!何だこれは!確かに偶然とはいえ試合展開が全く一緒になったのはもう凄いとしか言いようがないけど、面白くないよ!なんでさあ、リング2つ用意して2つの軍団がそれぞれ試合するっていうきわめて面白くなりそうな状況を演出してるのにこうなっちゃうかなあ?もうちょっとなんとかできなかったのかよ?」

亜門「こんなんじゃせっかくの生中継なのにぜんぜん視聴率取れないだろうが!平均2桁は行っときたいんだよ。ここで結果出さないと先に進めないだろ?こんなんで他局の番組に勝てんのかよ?そういえば裏は何やってんのかな?おいマジック、TVガイド持ってる?」

マジックがTVガイド出す。亜門「1月3日の7時〜9時?芸能人ウワサの美人妻顔出し解禁100連発、ネプリーグ芸能界超常識王決定戦、史上最強メガヒットカラオケベスト100、歴史ミステリー古代ローマ1000年史・空前の巨大帝国全解明スペシャル、伊東・三宅のお江戸人情長屋(仮題)・・・誰がこんなもん見るんだ?あとNHKか。おいこれ頑張れば今日の生中継平均2桁行っちゃうんじゃないの?」

マジック「あの、亜門さん、さっきから数字数字って言ってますけど、今日のこのマッスルの中継は視聴率とか出ないんですよ。」
亜門「なんでだよ?」
マジック「Samurai!TVは見たい人が月額いくらで契約してる衛星放送だから視聴率じゃなくて加入者数で評価されるんですよ。」
亜門「そうなの?お前んとこのテレ朝は?」
マジック「テレ朝は地上波だから視聴率出ます。Samurai!は番組ごとの視聴率は出ないんですよ。」


亜門「じゃあ面白かったものが必ずしも評価されるわけじゃないってこと?」
マジック「衛星放送は詳しくないんすけど、たぶんなんとなくの雰囲気とかアンケートとかで判断してるんじゃないですかね?」
亜門「そんなあいまいな基準で?じゃあ別にこの大会の中継もそんなに視聴率を気にする必要ないんだ!」
アントン「亜門さん、あんたがそんな仕組みを知っててくんないと。」
亜門「だってウチスカパー入ってないし。」

坂井「じゃあ亜門さんはプロレスとかどうやって見てんですか?」
亜門「パソコンだよ。」
坂井「ノートパソコン。」
亜門「ほら最近よくあんじゃん、YouなんとかTubeとかニコなんとかニコ動画とか。お前のくるくるバット、あれも見たよ。Samurai!もそんなもんじゃないの?You TubeがSamurai!なんだっけ?」
坂井「どっちだっけか?いや、Samurai!はYou Tubeじゃないですよ。むしろ敵。」


亜門「だってあれ凄いじゃん。感想とか書き込めるし、何万何千何百何十何件って数字も出てるでしょ?」
坂井「見た人の数です。view数でしょ?」
亜門「それそれ、PPV数。」
坂井「You TubeはPPVじゃないです。」
亜門「でもあそこに58492って出てたら58492人が見たって事だろ?だったらさあ、視聴率とか加入者数とかじゃなくて、動画サイトで人気の出る試合をやったほうがさあ、あとあとの評価につながるんじゃないの?動画サイトで興味持ってくれたら会場に来る人もスカパーに入る人も増えるでしょ!」
坂井「えぇ?」
亜門「違う?本当に面白かったら世界中の人が何百万、何千万、ヘタしたら何億って人が俺たちの試合を見てくれるんだ!小島よしおだって7億件のPPV数があったから地上波に出れたんだから、ウチだってテレ東進出できるかも。」

坂井「確かにそうでしょうけど、具体的に何をしたらいいんですか?」
亜門「そんなのはお前らが考えろよ。」
坂井「いや、ことプロレスに関しては全くの門外漢で・・・プロレスのことだったらたぶんディーノが一番。」
亜門「おおそうか、そういえばネットだとディーノの動画が一番たくさんあるもんなあ。」
ディーノ「えっと、じゃあまずリングは別々に使わないほうがいいと思う。」
亜門「その心は?」
ディーノ「そもそもせっかくリングが2つもあるのに別々のことしたら意味がない。ショボい試合、ショボい試合両方でやったらダブルショボいになるし。正規軍とヒールに分けたんだから4vs4でこっちのリングのこのコーナーとそっちのリングのあのコーナーに分かれて2つのリングを使って試合をすればいい。」

亜門「よしじゃあ早速正規軍とヒールのマッスルズ・アウトローに分かれて試合やろう。2つのリングを使って試合やったら絶対に世界中に人が見るもん。こんなの見たことないって。ちなみにディーノ的にはどのくらいのPPV数行けると思う?」
ディーノ「100万は行くね。」
亜門「100万!100万いたらここは政令指定都市じゃないですか!それでは只今よりマッスル新春8人タッグマッチ・ダブルリングスペシャルと題しまして、動画サイトで人気の出る試合を作ろうと思います。会場の皆さんはできるだけ過剰に盛り上がっていただけるとよいかと。」



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