マッスルハウス6 2008/5/6 後楽園ホール大会その11



亜門「負けてんじゃねーか。だらしない。」
ディーノ「確かに負けたけど、サソリさんが物覚えの悪いガチ★ガールだったからあんなことになっただけで、本当はうまくいくはずだったのよ。」 坂井「僕らヤオ★ボーイしようとしようと思ってたんですから。」

坂井「自分ら今回気づいたんですけど、台本を作って打ち合わせやって、ちゃんと稽古してやれば僕らみたいにケガして満足に動けなくてもそれなりの試合をやることができるんじゃないかと思うんですよ。」
亜門「それは俺がマッスル4の初登場の時からずっと言ってることだよね?それを今頃自分が発見しましたなんて言い方されるとカチンと来るよ。」
坂井「しかしいざ台本書くのって難しい・・・」
亜門「だからずっと言ってたじゃん!」


坂井「・・・台本が事前に決められてれば負傷箇所を攻められることはない?」
亜門「そうだよ!台本重視!」え?
坂井「台本どおりにやればケガすることもない?」
亜門「安全第一。」あれ?
ディーノ「トレーニングとかも必要ない?」
亜門「必要ないよ。筋肉禁止。100回のスクワットより1回の打ち合わせ!」・・・どっかで聞いた言葉だ・・・。


坂井「すげえ!」


亜門「やっと気づいてくれたか。今回の何よりの収穫だな。ある意味ハッピーエンドだ。今回の興行、本当にやってよかった。じゃあ例の奴で締めますか!皆さん、ご起立ください!」

すると花道からアントニオ小猪木、ハチミツ二郎ら西口プロレス勢がリングに殺到。

亜門「誰だお前ら?」
小猪木「小元気ですかー!西口プロレス、アントニオ小猪木だ!」
ハチミツ「プロレス検定関係者第1位、ハチミツ二郎だ!」関係者のくくりがよくわからんが凄い。
見た目が邦彦、セコンドに来たKID、佐々木孫悟空、レフェリーのポーク林、実況のユンボ安藤、解説のエール橋本がそれぞれ自己紹介。

亜門「お前らがあの有名な西口プロレスか!」
「お前らさっきから聞いてりゃいい気になりやがって!『台本重視、安全第一、筋肉禁止、100回のスクワットより1回の打ち合わせ』それ全部俺らが言ってることじゃねえか!そもそもお前ら俺らとかぶってんだよ!お笑いとかミュージカルとかの要素持ち込んだのは俺らが先だよ!」
亜門「そうなのか坂井?」坂井黙ってうなづく。
ハチミツ「お前ちょくちょく見に来てたよな?」

「お笑いの世界や学プロの世界にもお前らクラスはいっぱいいるんだよ!なあ、パンツドライバー君!」ディーノそっぽ向く。
小猪木「鈴木とか高山呼んでたよな?」
坂井「それはこっちが・・・」
小猪木「なんか言うことあんじゃねえのか?」
坂井口笛でごまかす(右写真)。

林は「おいそこのちっこいの!」とアントンを呼びつけて小猪木と並べる。
「一つのリングにアントニオは2人いらねえんだよ!」
小猪木「アントニオ君、君はアントニオを大事にしてんのかい?さっきワンショルダーだったじゃないかこのアメプロ上がりが!」上がりではないが。

坂井「お前ら、言わしておけば好き勝手言いやがって!前から目障りでしょうがなかったんだよ!できることなら潰れて欲しい。一緒にこうして集まったわけですから、ここでお互いの看板賭けてやってやろうじゃないですか!」
小猪木「テメエらがその気ならかかって来い!」
亜門「坂井!大丈夫なのか?台本ないだろ?打ち合わせも。」
ハチミツ「台本?お前らみたいな四流インディーレスラー相手に台本なんか必要ねえんだよ!」

亜門「大丈夫なのか?」
坂井「安心してください。我々は二流インディーレスラー団体、DDTの一員です。こう見えても三沢選手とやったこともあります。」
ディーノ「丸藤選手の正、いや性のパートナー。」
アントン「金丸選手をあと一歩のところまで追い詰めました。」
亜門「お前らプロレスラーだったんだな。お前らがこんなに頼もしく見えたことないよ。」
坂井「亜門さん、大船、いや箱舟に乗ったつもりで安心して見ててくださいよ。」


第48試合 マッスル坂井、男色ディーノ、アントーニオ本多 vs ハチミツ二郎、アントニオ小猪木、見た目が邦彦

双方の看板を賭けて6人タッグで勝負することに。この試合の実況は西口のユンボ安藤とエール橋本が。

先発は小猪木とアントン(右写真)。

アリキックの打ち合い(左写真)。

小猪木がまず寝っ転がる(右写真)。

これに対してアントンはコーナーに上る作戦(左写真)。

今度はアントンがアリキックの体勢、小猪木が大きく構える(右写真)。

双方寝っ転がって全く試合にならない(左写真)。猪木×アリ状態ではなく猪木×猪木状態。ディーノと邦彦にタッチ。

邦彦が腕をひねる(右写真)。

ディーノ切り返して自分の股間に(左写真)。気づいた邦彦はロープに逃げる。

ディーノは首投げから男色ベアハッグ(右写真)、これもロープ。

そして男色クロー(左写真)。

邦彦はブリッジから立ち上がりディーノにチョップ(右写真)。坂井とハチミツにタッチ。

坂井のマッスルボンバーをかわしてハチミツ逆水平(左写真)。坂井も逆水平打ち返す。

ラリアットで坂井を倒す(右写真)。5分経過。

小猪木が入ってドロップキック3連発。

坂井の足を取ってステップオーバートーホールド(右写真)。

そしてリバースデスロックに(左写真)。

しかしアントンも邦彦を捕らえてリバースデスロックの体勢、小猪木に張り手(右写真)。

小猪木も張り手打ち返す(左写真)。両者ダウン。

起き上がると気合を入れ合う。また膠着。ディーノとハチミツがカット。

邦彦と坂井がエルボーの打ち合い(左写真)。

邦彦ボディスラム狙うが上がらない(右写真)。

坂井がブレーンバスターで投げる(左写真)、ディーノにタッチ。

ディーノパンチ連打、コックボトムからナイトメア(右写真)。

小猪木がナックルでカット、ディーノは邦彦の顔面に座る(左写真)。ディーノはアントンにタッチ。

邦彦は急所打ち(右写真)。

邦彦回転エビ(左写真)、カウント2。

アントン立ち上がるとジャパニーズレッグロールクラッチホールド(右写真)、カウント2。

邦彦もこれに対抗して見た目がクラッチ(左写真)、カウント2。まさに見た目だけのクラッチ技だ。



試合の途中ですがその12へ。