ドラマチック・ドリーム・トーク 8/14 ミッドブレス四谷



会場に飾られていた新設・世界ミッドブレス級のベルト(右写真)。

進行補助として男色ディーノが登場(左写真)。

ディーノ「もう今更両国大会の話を聞くのは野暮だし、企画としてチープだから、今思いついて、選手にも言ってないんだけど、今日のトークショー『両国』をNGワードにしようと思う。言った数だけ罰金。」右写真

自分にもNGワード制が適用されると聞き、「進行の僕が一番つらいですよ」と嘆く鈴木健・週プロモバイル編集長(左写真)。

ディーノ「1回100円とかでいいんじゃない?みんなで後でジュース飲むとかくらいで。」右写真

ということでいよいよトークショー開始。


一人目:HARASHIMA

不穏な雰囲気を察知したHARASHIMA、それをごまかすディーノ(左写真)。

にこやかなHARASHIMA(右写真)。

しかしNGワードがあると聞くと「しゃべんないっすよ。」左写真
さらに「初めての両国でメイン」と言った瞬間客が笑ったもんで「ウケてますよ?」と疑惑の目。

気を取り直してメインに賭ける意気込み。「多くの人が見に来てくれる大会だから、DDTの良さを見せて、初めての人も楽しませた上で自分が勝つ、と。プロレスって楽しいなって思ってもらって、自分ががっちり勝つ。その中でまたリピーターが生まれてくれるといい。」
鈴木「大きい会場ということで何か心構えに違いは?」
HARASHIMA「どこの会場でも変わらない。新木場でも、北沢でも。場所は関係ない。」

ここで事前に集めた観客からの質問に。「毎日どのくらい鍛えていますか?」という質問に、「鍛えているからだ、というのはフィジカルなトレーニングって意味じゃなくてメンタルな意味。レスラーなんだからトレーニングをするのは当たり前。」という答え。HARASHIMAは「人前で4回は言っている」と主張するが、観客で聞いたことあるのは約7人。

鈴木「自分も何回か取材させてもらいましたが初めて聞きました。」
HARASHIMA「夏の暑さを我慢するとかね。」え、そんなもん?

続いての質問「鍛えなくていいと思うところはどこですか?」
HARASHIMAしばし無言(左写真)、そして「難しいですね。」

ディーノが髪型の話題を振る。「ダメ出しされてるみたいだけど、実際のとこ自分ではどう思ってるの?」
HARASHIMA「失敗です。自分のイメージが美容師さんに伝わらなかった。ちょっと手直しして自分では随分見られるようになったかなと思ったんだけど・・・」
その後で誰かにダメ出しされたらしい。


「好きな妖怪は何ですか?」(HARASHIMAは水木しげるマニア)の問いに対し「好きなの・・・子供の頃の妖怪ごっこだと子泣きじじいの役でしたね。後から飛びついて倒すとかして。」
ディーノ「それが今のバッククラッカーにつながってる、と。」
「今年一番うれしかったことは?」という問いに対し「昨日東京の端の方の滝に行きました。思いのほか涼しくて。」
鈴木「暑さ我慢しなくていいんですか?」
HARASHIMA「みんなが暑い思いしてる時に涼しいという優越感。」

「子供の時のあだ名は?」とディーノが聞くと、「転校が多かったから・・・行った地域によって変わりましたね。小学校4年から中学校までいた地域では『ハラ』と呼ばれてました。」
ディーノ「どんな子供だったの?活発だったとか可愛かったとか・・・。」
HARASHIMA「そんな感じ。」あんまり子供時代の話はしたくないようだ。
「もらって困る差し入れは?」に対して「自分のために選んでくれたものだから・・・」と優等生な答え。しかし「一度もらった色違いのキャップ3つはどれも小さくて頭に入らなかった。頭大きいんで。」と。

そろそろ締め、ということで両国のメインで当たる飯伏に「言いたいこと」は「ケガとか多いんで、万全のコンディションで来てください。」さらに飯伏の印象を聞くとHARASHIMA「最先端のプロレスができる相手、DDTの未来とか見せられるかな。」と。

ところがまだ3分時間がある(ディーノが壁の時計を見間違えた)ということでディーノが蒼魔刀はじめて物語。「ビアガーデンで余った肉を焼きましょう、ということで多摩川でバーベキューした時に、太さんにやったんだよね。太さんのメガネがバキって折れて、太さんがキレたの初めて見ました。」


HARASHIMA「最初はコニカマンの時にテリーマンのテキサスコンドルキックをマネてコニカキック、HERO!になったらHERO!キックってやってたんだけど、ある時コーナーに座った相手にやったら威力があったので。」
ディーノ「相手が怪我するくらい。」
HARASHIMA「でもやっぱり太さんにやったのが最初かなあ。」

最後は当然「鍛えているからだー!」で締めようとするがリング上と違ってテンション高くないためいまいち締まらず。「両国」は3回。


2人目:飯伏幸太

2番目は飯伏。NGワードの話を聞くと「大丈夫です。」と答える飯伏(右写真)。ディーノ「他の話がむしろNGだからね。」


いきなり観客からの質問。「一番変態だと思う選手・関係者は?」
飯伏しばし考えて「中澤さん。」
ディーノ「母乳の話?あれ副作用だと思うんだよね。」

「両国への意気込み」を聞かれると「両国・・・まあ、でも普通に頑張ります。」右写真

大社長について聞かれると飯伏「うーん、そうですねえ・・・うーん、物忘れが激し過ぎて困ったことが。約束して行ったら、いない。」
ディーノ「ああ、それあるよね。」左写真)あるんだ。最近もそれで加代子さんの怒りを買ったという話が。大社長、忙しすぎ?

ディーノ「大社長のいいとこは?」
飯伏「今ですか?」
ディーノ「今いいとこ。」
飯伏「ないです。」(きっぱり)
ディーノ「ないんだ。」右写真
大社長散々だ。

ディーノ「ケニーの直して欲しいところは?」
飯伏「あったんですけど、今回直ってました。前回抱きついてきたりとか愛情表現が激しすぎて。今回直ってました。もう一人外人がいるからですかね?」
ディーノ「それじゃケニーはすっかりそっちの人じゃない。そう言えばマイケルって通訳として機能してるの?」
飯伏「なんか互いにわかってない時がありますね。僕は英語がわからないからちゃんと伝わってるかわからない。」


ディーノ「アンタたち2人はどうやってコミュニケーション取ってるの?」
飯伏「僕が日本語で、ケニーが英語で普通に喋ってます。」
ディーノ「通じてんの?」
飯伏「通じてます。」一回その光景見たが、ほんとに通じてた。

「新しい技は?」という質問には「いろいろあります。」
鈴木「次のビッグマッチでは・・?」(NGワードよけ)
飯伏「両国では見れないです。」(きっぱり)
ディーノ「見れないって決まってるんだ!」左写真
飯伏「リングじゃ・・・」

ディーノ「出せる場所が決まってるわけね。」
飯伏「はぁ。」右写真)キャンプ場か?

「チャームポイントは?」の質問にしばし考えた後(左写真「血管。」

飯伏ポスターを指差して「このへんですね。」右写真

「レスラーになってなかったら?」と質問には「道路の上で生活してたんじゃないかと。バイトすぐクビになるんですよ。レジとかは無理だから、工場とか倉庫で検品のバイトやるんですけど数間違えたり。」
ディーノ「そりゃ検品無理だ。」
飯伏「これはやっちゃダメだってことが頭に残っててそればっかりやって。」
ディーノ「クビにするわ。」
飯伏笑顔で「しょうがないです。」
ディーノ「違う意味でレスラー以外にはなれないわね。」

「今まで一番痛かった技は?」の問いにまた考え込む(右写真)。「小6の時に2階の窓に腰掛けてて、プロレスごっこ仲間に片足ドロップキックで落とされて、花壇があったから助かったんですけど、花壇に垂直落下しました。」

ディーノ「骨折は?」
飯伏「小学校の時、朝礼台からファイヤーバードやって、(肋骨指差して)右側全部折れました。」

飯伏「当時全日にロブ・ヴァン・ダム来てて、やるのを見て『できないだろ?』って言われたから『できる』って言い張って、プールでは回れたんですが、朝礼台では失敗しました。」


「好きな食べ物」は「フルーツ。特に今は桃です。」
ディーノ「甘いもの好きってインタビューで答えたら甘いものいっぱい来て嫌いになったのよね。」
最後に両国への意気込み。「いつも通り頑張ります。」

「両国」は7回。自分の発言を確認するように繰り返すため多くなった。



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