DDT “両国ピーターパン” 2009/8/23 両国国技館大会その14



両者ハイキック相打ち(右写真)。飯伏バックスピンキックをヒット、しかしハイキックはかわしてHARASHIMA水面蹴りから低空式延髄蹴り、ダブルダウン。両者カウント9で立つ。

HARASHIMAミドルキック(左写真)、

飯伏もミドルキック(右写真)。

HARASHIMAミドルキック(左写真)、

飯伏ミドルキック(右写真)。打ち合い続く。

HARASHIMAハイキック、1発目かわされるが2発目ヒット(左写真)、飯伏ダウン、HARASHIMAカバー、カウント2。20分経過。

HARASHIMAコーナーに上る、飯伏ロンダート式オーバーヘッドキック(右写真)。

飯伏張り手、ロー、ソバット(左写真)、ハイキック。

飯伏ドラゴンスープレックス(右写真)、カウント2。

飯伏投げっ放しパワーボムからコーナーに上るとフェニックススプラッシュ(左写真)、HARASHIMA2で返す。思わず松井レフェリーに「3じゃないのか?」と確認する飯伏。飯伏が先にフィニッシュパターンを出して返された。対するHARASHIMAはまだ蒼魔刀も出していない。

飯伏再度後ろ向きでコーナーに上る、HARASHIMA追いかけてコーナートップから雪崩式リバースフランケンシュタイナー(右写真)。

飯伏が上体起こす、HARASHIMA助走をつけて蒼魔刀(左写真)。

HARASHIMAもう一発蒼魔刀(右写真)、飯伏もこれを2で返す。

HARASHIMAタイガースープレックスホールド(左写真)、カウント2。

HARASHIMAバズソーキック、エプロンに出ると初披露のスワンダイブ式蒼魔刀(右写真)、飯伏はカウント2で返す。信じられない、という表情のHARASHIMA。これでわからなくなった。

グロッギー状態の飯伏を見下ろすHARASHIMA(左写真)。

飯伏自分の頬を打って気合い入れると立ち上がってナックルパンチ連打(右写真)。

HARASHIMAは飯伏のボディにパンチ(左写真)、両腕でハンマー。

飯伏張り手(右写真)、

HARASHIMAも張り手(左写真)。

飯伏拳を握ってパンチ連打(右写真)。

物凄い速さの打ち合い(左写真)。

飯伏は張り手から掌底にスイッチ(右写真)、これは効いたようだ。

飯伏ドラゴンスープレックス(左写真)、HARASHIMA2で返す。25分経過。

飯伏「プロレスごっこ」技のラリアット。これはHARASHIMA1で返す。HARASHIMAが立ち上がろうとするところに飯伏はバズソーキック(右写真)。

飯伏がパワーボムの体勢で持ち上げる、石森にも出したライガーボムか?いや首を押さえてる。HARASHIMAが抵抗してるのか?しかし飯伏はそこから一気にブリッジ(左写真)、変形スープレックスホールドで3カウント。
飯伏(25分29秒 フェニックスプレックス・ホールド)HARASHIMA
※第28代王者が防衛に失敗、飯伏が第29代王者に。

ぐわー驚いた。なんて技だ。こないだのトークショーで「両国では新技見れない」というのは煙幕だったのか(インタビューによるとこの技は「14年前に開発したから新技ではない」そうだ)。

松井レフェリーに支えてもらわないと立てない飯伏(右写真)。

HARASHIMAは飯伏の腰にベルトを巻いてやり、手を挙げてやる(左写真)。

飯伏がKO-D初戴冠(右写真)。いつか来ることとは思っていたが、やはりこのDDTの歴史を変える場面に立ち会えたというのはうれしいことだ。フィニッシュホールドがあまりに衝撃的で「やったー」とかそういう声も出なかったけど。

四方のコーナーに上り観客にアピール(左写真)。

後援の絵ENEから勝利者賞が贈られる(右写真)。しばらく目に入ってなかったみたいだけど。

飯伏「えっと、まず初めに本当にありがとうございました。まさかDDTが本当に両国国技館で試合ができるとは思いませんでした。こんなにたくさん集まってくれてこんなにたくさんの人の前でメインでタイトルマッチで勝てたこと、試合ができたことがホンっトにうれしいです。DDTは今から出発です。今日は本当にありがとうございました!」

ベルトを抱きしめる飯伏(右写真)。退場する際、花道の奥でもう一度観客の方を向いて手を突き上げる。

ビジョンには「エンドロールまでのカウントダウン」が。何かと思ったら生でほぼ全選手がエンドロール映像に出演(左写真)。飯伏はカメラの前でバック宙。回復早いな。

支度部屋に全員揃ってエンディング(右写真)。これはいいカーテンコールだな。

みんな笑顔。なんか感動。田村選手のブログがいい文章だったので引用。「本当に良い興行だったと思えたし、何よりみんなで作り上げた素晴らしいパッケージ興行だったと思う。その場に立ち合えた事を誇りに思いたい。そして、みんなで作り上げる興行って本当に素晴らしいと改めて感じた。あまりにも素晴らし過ぎて涙を流すところだったよ。」

そして最後、新藤リングアナが走って支度部屋から戻ってくるや、ルパン三世のタイトル風に来年7月25日の両国大会開催を発表!(左写真

昨年12月に開催を発表してから8か月間、DDTはこれを目指して走ってきた。観客は十分動員した。でもそれだから成功だってんじゃなくて、飯伏のフィニッシュに対するどよめき、エンドロールに対する拍手、自然発生のDDTコールが成功の証じゃないかな。



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