神実況LIVEV 5/27 ロフトプラスワン



前回サプライズゲストだったディック東郷登場〜エンディングの朗読までの映像が流れた後、19時30分にイベントスタート。ゲストの鶴見亜門も最初から席に(右写真)。「だって僕なんかが自分のテーマかけて出てくるなんて時間の無駄でしょ?イベントなめんな、ですよ。」
鈴木「今回は前回のような失敗はいたしません。」

3人とも「Amonway」Tシャツ。

村田「このイベントも三回目になりますけど、控室から見てどんどんお客さんが入るのを見て驚いてます。それで思うのはよくプロレスラーの方々はあれだけのお客さんを入れ続けられるよなあ、って。」右写真

まずは乾杯。本日のオリジナルドリンク「C.C.アモン」を3人とも注文。「僕がプロデュースしたことになっているんですよね。」
村田「いや、していただきました。」
亜門「僕はどういう立場で答えればいいわけ?」右写真

3人ともC.C.アモンで乾杯、飲む。

第1部は「マッスルハウス9後夜祭」。「マッスルハウス9」の裏話を。村田「ちょうど昨日放送されたばっかりですね。あの4時間あまりの興行をどうやって2時間にまとめたかと思ったら。ちょうどマッスル坂井が編集してる時に僕twitterで彼としゃべってたんですよ。そしたら『悪魔になった気持ちで編集する』って。『悪魔のようになった』らツルティモ校長がばっさり切られたわけです。」右写真

鈴木「もうちょっと短くできましたかね、ヨシヒコの試合とか。」
亜門「ヨシヒコの力を持ってしても6分かかったほど藤岡が強かったわけですよ。」右写真)。
鈴木「亜門さん、今回一度だけキレましたっけ?」
亜門「そうそう、俺がちゃんと『リングオブコント』って言ってるのに坂井が『今キングオブコントって言いましたね?』って。」

そのマッスル坂井も客席に(右写真)。

村田「みなみ飛香ちゃんをアシスタントにブッキングしたのは誰なんですか?」
亜門「アシスタントいた方が良いな、と思って。まあ女子プロレスラーの方がいろいろ都合いいだろうって。で、色気のない方がいい、と。アイスリボンの映像もやってる佐古くん(=エル・サムライTV)に聞いたら即答で『みなみ飛香がいい』って。彼によこしまな気持ちはなかったと思うけど。」右写真
村田「結果的には正解でしたよね。」
亜門「そうね、このへんで計算間違いしてくれないかなー、と思ったらしてくれるし。」
村田「メールアドレスは聞けたんですか?」
亜門「聞けてないんですよ。今度大家に聞きます。」

「汁舞台俳優」広田さくらvsさくらえみの裏話が始まると距離を取る村田(右写真)。

亜門「僕は言っていいことと悪いことの区別がつかないから。」
村田突っ伏す(右写真)。

審査員は菊池孝にしようとか山口日昇にしようとかいうアイディアも出たが、いろいろあってあの人選に。726は「他に使いようがないから」。東スポの人も直前オファーだったとかブログに書いてたなあ。

メインの坂井の試合は「子供使うの決まったのは2日前。マッスルでやったことないことがそれしか思いつかなかった。で2日の夜に何も決まらなかったから、『明日まで考えとけよ』つって帰ったら翌日『ニクえもん』の台本ができてた。最初は太がニクえもんやる予定だったけど、法事があって出れなくて、どうしようかって時にディーノが『坂井がやりなさいよ』って。アレやらなかったら坂井は『助けてー、ニクえもん!』って言うだけだもんな。」
村田「ディーノの言うことはいつも正しい。」

20時25分、ここで第1部終了、休憩。これが今日のスペシャルカクテル「C.C.アモン」(右写真)。味はレモン(C.C.レモンみたいな味ではない)

休憩中、恒例マグカップの抽選販売の後なぜか机が片付けられる(右写真)。第2部はいったい何が?

第2部開始。新崎人生のテーマ「キャ・カ・ラ・バ・ア」に乗せてスクリーンには「脚本・演出 鈴木健.txt 主演 今林久弥 共演 村田晴郎&鈴木健.txt」の文字が (右写真

スクリーンには「劇団メガネ座旗揚げ公演『今林人生』 」と出る(右写真)。演劇やるのか!

5月4日、「マッスルハウス9」を終えて気持ちよく帰宅の途に着いた今林久弥(右写真)。

興行の成功に気持ちよさそうな今林の隣には酔っぱらい(右写真)。

そこに坂井からメール。「え、何だって?次のマッスルは今林さんにやってもらいたいと思ってますぅ?えーっ!」酔っぱらいが「うるさい!」と絡んでくる(右写真)。今林「す、すいません。」

酔っぱらいは「お前、CMで見たことあるぞ?仲間由紀恵と出てただろ?」今林「出てませんよ。」
酔っぱらい「仲間由紀恵とできてんだろ?」今林「できてませんよ。」
酔っぱらい「仲間由紀恵だろ?」今林「違いますよ。」右写真

場面変わって坂井(右のアフロ)と今林の直接会談。
今林「坂井、どうしたんだよ?だまってちゃわかんないじゃないか。あれか?また2ちゃんの書き込み見て自信なくしたのか?今回は書き込み自体まるでなかったじゃんかよ。あ、わかった、そのリアクションのなさがショックだったんだ?」
坂井「違いますよ!」に、似てる。
坂井「僕はもう、マッスルよりも自分を懸けなければいけないっていうものを見つけちゃったんですよ。」
今林「マッスルよりも懸けなければいけないもの…何それ?お前からマッスルを取ったら何が残るんだよ?マッスル坂井−マッスル=ただの坂井じゃん!あれか?お前、キャンディーズみたいに普通の男の子に戻りたいとか言い出すのか?あ、さてはやっぱりハッスル坂井になるのか?」
坂井「違いますよ!なんか昨日、大谷さんと闘って、プロレスの教科書222ページを叩き込まれて、本気でプロレスラーとして上を目指したいと思っちゃったんですよ!」

坂井「マッスルだとか、ハッスルだとか、サブカルだとかにうつつを抜かしたり、DDTの映像を作ったりする時間をすべてプロレスに懸けたいと思ったんです。」
今林「お前が…プロレスに専念する?どういうこと、それ?」
坂井「どういうことって、どういうことですか!?今までさんざん、マッスルの中で『プロレスラーならプロレスで勝負しろ!』って僕に言ってきたのは、今林さんじゃないですか!あれはウソだったんですか?」右写真
今林「いや、ウソも何も…お前が書いた台本通り…いや、なんでもない。」
坂井「とにかく!僕はもう大谷さんについていくことに決めました。昨日のうちに高木さんにも相談して、これからはZERO1のプロレスラーとしてやっていくことになりました。今ならZERO1には世界のスーパースターだったフナキさんもいますから。フナキさんと闘ったレスラーは、魔法をかけられたかのように強く見えるらしいですからね。リングネームもマッスル坂井からサッキー坂井に変えます。」
今林「オッキー沖田にかぶせたのか?あれ、どっちも名字だよな。」

坂井「そういうわけで、マッスルのこれからは今林さんに託します。よろしくお願いします。あのう、これは僕の夢でもあったんですけど…。」
今林「何?」
坂井「今まで隠してきましたけど…僕、生まれて一度もマッスルを客として見たことがないんですよ。」
今林「そりゃそーだ。」
坂井「あんなに自分を懸けられて、死ぬような思いになりながら続けてきたのに、なんで僕だけそれを生で体感できないんですか!僕だって客席からマッスルを見て腹を抱えて大笑いしたいですよ!スローモーションを見てわざとらしく『あー…』って言いたいですよ!なんで僕が楽しんじゃいけないんですか!いっつもリング上から花道の奥で大笑いしている高木さんを見るのが腹立たしくて腹立たしくて…。」
今林「いや、いけないとは誰も言ってないけど…。」右写真

坂井「だから、もうマッスルは客席から楽しみたいんですよ。今林さん!どうか、マッスルを引き取ってください!」
今林「引き取るってなんだよ!だいたい、俺がマッスルで何を表現すればいいんだよ。マッスルははじめにプロレスありきで、そこに鶴見亜門として演劇的な演出を加えてきたのに、おおもとのプロレスがなかったら単なる演劇だよ、それは。俺はプロレスラーじゃないんだから、プロレスファンが求めるようなものはできないよ!」
坂井「じゃあ、その演劇をやればいいじゃないですか!プロレスラーである俺に、プロレスで勝負しろって言ったんだから、役者は演劇で勝負すればいいじゃないですか!今林さんが今まで歩んできた役者人生を、その中で表現すればプロレスファンにだって伝わりますよ!」
今林「俺の役者人生…。」右写真

衣装替えの時間を踊ってつぶす鈴木健.txt(右写真)。

回想。小学生の今林少年(右写真)。

そこに友達二人がやってきて「今林くん、卒業文集の『将来なりたい人』の『プロレス関係者』って何?プロレスラーじゃないの?」右写真
今林「いやー、プロレスは好きだけどさ、プロレスラーは無理だよ。僕が馬場さんや猪木さんや鶴見五郎さんみたいになれるわけないじゃん。」

村田少年よく見るとSlipknotのTシャツ(右写真)。

しかもエアベース(右写真)。こないだ亡くなったポール・グレイの追悼か。でも喋る内容は「俺さ、シャアになってこの日本に公国を築いて支配するんだ。ひとりぐらい従順なしもべがいた方がいいな、それもできるかぎりアブノーマルなやつ。」
それに対し今林は「テレビの見過ぎじゃないの、それ?大人になってもそんなことやってたら、ただのバカだよ。」えーと、粛清されるぞ?

場面は高校時代に。村田先生の授業を全く聞かない今林少年。当然叱られる(右写真)。鴻上尚史のオールナイトニッポンにハマっていたらしい。

後ろの席の友人「お前いつも言うことがセリフっぽいよな。」
今林「ああ、演劇部でいつもセリフ読んでるから体に染み付いちゃってるのかもな。」
友人「それぐらい体に染みついちゃったらさ、もうそっちの道に進んだ方がいいんじゃないの?俺、演劇のことはよくわかんないけど、鴻上尚史が好きなんだろ?じゃあ、それを目指してそっちの道に進めばいいじゃん。もしかすると、鴻上尚史に会えるかもよ?」
今林「鴻上さんに会える!?バカ言ってんなよ。演劇の世界だって、誰もがなれるような甘い世界じゃないんだよ。ましてや鴻上さんと会えるなんて、どんだけのラベルになれっていう話だよ。」
友人「レベルだよ。」
今林「俺の中ではラベルでいいんだよ!とにかく、演劇も鴻上さんも、そんなもんじゃないからな。いいか、もう俺の前でわかったようなこと言うなよな。」右写真

今林モノローグ「鴻上さんに会える―何気なく悪友に言われた言葉でしたが、それ以来、心のどこかで意識するようになりました。鴻上さんにあこがれて演劇部に入ったものの、その道を進むことなど考えていなかったのに、この言葉がきっかけとなって本格的に「人前で何かを表現したい」という夢が頭をもたげてきたのです。そして私は、鴻上さんに少しでも近づきたいという思いからその出身校である早稲田大学に進みました。今思うと、ここで日芸や、武蔵美、ましてや大阪学院大学を選ばなくてよかったなと思います。もしもいっていたら、確実にプロレス研究会に入っていましたからね。あ、じつは受験の時に何気なくテレビで深夜に移行したプロレス中継を見て以来、プロレス熱が再燃しまして。プロレスが深夜枠に移行していなかったら、受験勉強の傍らに見るとはならなかったですから…まあ、これも運命っていえば運命かもしれないですね。ただし、このように自分の中での方向性は定まっていましたから、小学生の時にあった「プロレス関係の職業」は、まるで頭にないままでした。こうして早稲田に受かった私は、福岡から上京します。」でも写真はグラン浜田や府川由美(右写真)との写真。



その2へ。