マッスルマニア2019 in 両国〜俺たちのセカンドキャリア〜 2019/2/16
17時過ぎ、スクリーンにスマホが映し出される(右写真)。
タイマーが残り9秒を切ると(左写真)客席ではカウントダウン。しかし0になっても何か派手なオープニングがあるわけではなく、井上マイクリングアナがタイマーを止め、最初のアナウンスをしただけ。
ライムスター宇多丸が「ロッキーのテーマ」で入場、開会宣言(右写真)。月曜ロードショーの「ロッキー1」の荻昌弘氏の「人生の『やる』『やらない』の場面で『やる』を選んだ人の物語です」という名言を引用。
PENPALSの「LONELY DAYS」が流れ、オープニング映像(左写真)。最初のアントン撮り損ねた。
マッスル坂井(右写真)。
本日引退・ペドロ高石(左写真)。
「後厄商会」男色ディーノ(右写真)。
ヤス・ウラノ、大家健、大石真翔は3人まとめて「マッスル三面拳」(左写真)。男塾ネタか。
今回ゲストの純烈(右写真)。
同じく山里亮太(左写真)。
正式大会名は「マッスルマニア2019 in 両国〜俺たちのセカンドキャリア〜2030年までマッスルやらないって言ったのに両国でやっちゃってすみませんでしたSP」。(右写真)
続いて両国大会3日前の映像。床にラダーを置いて軽やかにステップ踏む選手、反復横跳びする選手といろいろ(左写真)。
そこに鶴見亜門と藤岡典一が入って来る。亜門「いよいよマッスル両国大会まで3日となったが、仕上がりの方はどうだい?」と尋ねる(右写真)。
アントン「意外とそんなに気負いもないですし、バイブス的にはすごくいいですね。こんな最新機器(ラダー!)で最新トレーニングをやらせてもらって感謝です。」
坂井「僕はなんか、またこのメンバーでやれるっていうのがちょっと信じられないですね。」
ディーノ「みんなキャリア積んで、自分たちでいうのもなんだけど(マッスルやってない8年の間に)成長したっていうか?」(左写真)
趙雲は「ディーノさんたちはもう何回もDDTで両国やってるけど、僕とペドロさんはやっぱり緊張しますよ、両国。」(右写真)
マッスルが終わったのはDDTが2回目の両国やった後だったか。それから毎年両国(または武道館)やってるもんなあ。
亜門「ペドロさんも、伊織くんが練習生で入ってきたり、今までで一番楽しそうじゃないですか?」
ペドロ「いやー、息子とはカポエイラの練習とかは一緒にやってたんですけど、プロレスの練習は初めてなんで、不思議な感じですよ。」
亜門「うーん、コンディションも良さそうだし、まだ引退するのは時期尚早だと思いますよ。」
ペドロ「トレーニングはやってるんで体調はいいんですけど、年齢のせいか気持ち的にも無茶できなくなってるんですよねえ。」
亜門「マッスルの発展に大いに貢献してきたペドロさんの引退は、プロレス業界にとってもこれ以上ない損失です。しかしそのペドロさんが残した熱い戦いの火種を次世代の若者たちに残す、これぞ私たちが考えるプロレスリンピックのレガシーなのです!」
そして亜門は「2020年にプロレスリンピックが東京で開催される」という驚きの発表(左写真)。
そして亜門が日本プロレスリンピック委員会の会長に就任した、と(右写真)。
誰も聞いたことがないプロレスリンピック。それもそのはずプロレスという競技の特性上オリンピックのように4年に1回やってたら選手生命を左右しかねないため、40年に1回しか開催されない、と(左写真)。つまり前回は39年前。マッスルメイツたちが生まれたか生まれてないかの頃。
坂井「それで、そのプロレスリンピックは来年のいつ頃に開催されるんでしょうか?」
亜門「夏はオリンピックあるし、かぶらない1月かな。ドーム2daysとか押さえてる団体あるだろ?」
坂井「1月!もう1年切ってるじゃないですか!」
亜門「そう。そして3日後の2.16マッスル両国大会はその予選会も兼ねてるから、お前らの中から日本代表が出ることを期待してるぞ。それじゃ私はこれで。」
(右写真)
亜門と藤岡が部屋を出ようとする。ペドロさんが亜門に近寄り「私、今回の両国で引退っていうのを決めたんですけど、今のですね、プロレスリンピックまで引退を延ばすっていうことはできないでしょうか?」と相談持ちかける(左写真)。
すると亜門激昂、「引退をそんな風に軽々しく扱ってもらったら困るんだよ!一度引退を言い出したら絶対に引退!そして一度引退した以上二度とリングに戻ってこない!」(右写真)
気まずくなった坂井はマスクかぶる(左写真)。
さらに亜門は「一度失踪した以上絶対に戻ってこない!分かったか!!」(右写真)。
大家も気まずくなる(左写真)。
場内暗転、「炎のランナー」が流れ、亜門と藤岡が小走りで入場(右写真)。
亜門「両国国技館にお集まりの皆さんこんにちは。マッスル総合演出、そして日本プロレスリンピック委員会会長の鶴見亜門です。先ほどのVTRでも発表がありました通り、来年2020年にこの東京で40年に一度の世界平和の祭典『東京プロレスリンピック2020』が開催されることが決定いたしました。本日のマッスルマニア両国大会は日本代表選手を決める予選会という側面も兼ね備えております。まず第1試合として行われる予選が、ペドロ高石引退試合でございます。プロレスリンピックは40年に一度の世界が注目するビッグイベント。そこで超大物選手が引退試合を行う可能性が十分に予想されます。引退歴7回の大仁田厚選手の8回目の引退試合を行ったり、または全宇宙最高のレスラーであるグレート・ムタ選手やロック様などが、この新元号最初のオールスター戦を、その輝かしいキャリアのゴールの場に選ぶのではないかと言われております。そこで重視されるのが、レジェンド達の引退試合の相手です。」(左写真)。
亜門「2015年11月、この両国国技館で行なわれました天龍源一郎選手の引退試合。その相手をつとめたのがオカダ・カズチカ選手です。現役最高峰にして最先端の技術をもつオカダ選手が37歳年上の天龍選手を相手に一切の遠慮もなく、真正面からぶつかり合った。これにより天龍選手の引退試合はそのキャリアの中でも屈指の名勝負と言われるものになりました。私はどんな世界のレジェンドと対峙しても、こういう名試合をやってのける選手を、マッスル戦士達の中から選びたいと思っています。」
藤岡「レジェンドレスラーの引退試合の相手を務めるというのは、プロレスリンピックにおいてはどのような種目になるんでしょうか?」と尋ねる(右写真)。
種目名は「引退試合気道」!(左写真)
昨今話題になっている空間認識能力はすなわち「空気を読む力」(右写真)。引退試合で空気を読んで動くことが大切となる。
先輩レスラーの空気を読んで、気持に寄り添いつつ、最後は気分良く引退していただく。それこそまさに「合気の精神」。(左写真)
試合はその2から。