ナガサキ旅日記1999 vol.1


2月11日
5時、目覚ましで起きる。たいていは自力で起きれるんだが、今日はムリだった。前日21時半には寝たのに。
5時52分、あたふたと支度をし家を出る。中央線−山手線と乗り換えて品川へ。6時35分の急行には間に合わず、48分の急行で羽田空港へ。
7時35分に出発するはずのスカイマーク001便はやっぱり遅れて55分に離陸。品川から22分かかる「急行」の京急といい、必ず、と言っていいほど定刻に出ないスカイマークといい、かなり「×」な状況である。
10:05。福岡空港着。天気は小雨。地下鉄で博多駅に行き、まずはいつものようにごぼ天うどんを食う。ほとんど「儀式」だな。みどりの窓口で「博多−長崎指定席往復割引キップ」をカードで買う。全窓口どのカードでも使えるというのは便利だ。端末も東日本のよりよさげ。ここからは別建ての旅日記と二本立てで書きます。博多を11時22分にかもめで出発。新車両ハイパーサルーン(右写真)はまあ快適。何が「ハイパー」かは知らんが。途中鳥栖駅近くで鳥栖スタジアムを見る。J2の本拠地としては贅沢なくらい豪華。現時点では「もったいない」かな。寝て起きたらもう諫早。あんまり「列車の旅を楽しむ」つーことはなし。

11時22分に博多駅を出て2時間ちょい。13時25分に長崎駅着。途中市布で上り電車を待ちあわせるところは相変わらず単線の悲しさ。長崎の天気はくもり(左写真)。福岡では雨降ってたが、やはり西の方から天気が変わるということか。さてここで、江山楼駅前店でちゃんぽん食おうと思ってたら、「駅ビル再開発のため閉店」だった。再開発するんなら早く着手しろよ。駅ビルがゴーストタウンみたいになってんのはイメージ悪いぞ。

しかたがないので電車で築町まで出て、新地中華街に向かう。

新地中華街入り口。ここに来ると必ず「カンフー靴」(600円)を買ってしまう。

行ったのは江山楼新館(右写真の看板。中華街のはじっこにある)。別に地元の人間が「いちばん有名な」とこに行かなくても、という気もするが、ここの新館はつくりが「中華料理店!」という大仰なものじゃないので入りやすいのだ。まあ、どこで食べても味はそんなに変わらないと思うが。(ちなみに「元祖」の四海楼は新地中華街ではなく大浦にある)

頼んだのは「上ちゃんぽん」(左写真)、900円。何が「上」かはよくわからんが、たぶん具の種類(牡蠣とか)が多いのだろう。炒め野菜を食べ、スープを飲んで「あ、やっぱ違う」と実感。リンガーハットの「長崎ちゃんぽん」と、ではない。あれはもともと「別物」として売り出したもんだから自分の中で比べる気もないし、あれはあれでうまい。問題は東京・赤坂とかで「長崎本場の味」とか言って出してるちゃんぽん。奴等ちゃんと中華料理屋で修業してないんだろな。味の濃さが全然違う。ちゃんぽんはあくまで「長崎料理」というより「中華料理」。技法、材料をもういちど洗い直してくれ>東京のにせちゃんぽん。
中華街の隣の湊公園は16日の旧正月から始まる「ランタン・フェスティバル」の準備中。この「ランタン・フェスティバル」だが、5年くらい前から始まった中華街の華僑の人達のお祭りで、まったく手作りからのスタートだったそうである。

今日は荷物も重いし、実家に帰ることに。続きは明日。


2月12日
家でごろごろしててもしょうがないんで、観光するか。11日は東京でも雪だったらしいが、こっちでも時折雪混じりの風。寒い。長崎なのに・・・。11時に家を出て、バス(長崎市民の足はやはりバス)で大浦天主堂下へ。バス停から南山手の坂を登る。どうも、見慣れない建物ばっかりだ(右写真)。

大浦天主堂(左写真)前を通過し、グラバー園へ。15年ぶりくらいかいな。入場料は600円。

グラバー園はこの「動く歩道」で上まで行って、順番に降りてくる形式。これができた時には(ちょっとだけ)話題になったものだが、まだ動いていたか。

途中で見つけた密かな「日本最古」。しかし「どこにあったものか」「いつできたものか」の経緯がなんもなしではわからんて。

上まで行くと対岸の稲佐山がよく見える、はずだったが・・・・そこにあるのは京都タワーと匹敵するようなセンスの悪さの「スカイタワー」(右写真)。なんでこんな景色を悪くするもんを高い金遣って造るかなあ?

さらに南西に目を向けると長崎の一時代を支えた造船所も見える(左写真)。昔ここから進水式やった戦艦「武蔵」が対岸に激突した(そのくら狭い長崎港)という笑い話を聞いたことがあるが、あれは事実なんだっけか?

かの有名なグラバー邸。しかし、さすが三菱の基礎を作った人の家、他の洋館群と比べても広さがぜんぜん違う。

グラバー園の中にある「長崎伝統芸能館」(左写真)に。長崎くんち(毎年10/7〜10/9、諏訪神社ほか)の資料館。

中にはくんちで使われる出し物が飾ってある。本来はこれらは各町の倉庫に眠っていて、7年に一度しか出てこないものだが、ここではいつでもその一部を見ることができる。(手前から大黒町の唐人船、本石灰町の御朱印船、新大工町の曳段尻(?)、どこかの川船)

同じく川船、鍛冶屋町の宝船、東浜町の竜宮船。

もちろん龍踊りも。

「傘鉾」。さすがに見ただけで「どこ!」というのは思い出せなくなってしまった。あと、この「伝統芸能館」にはグラバー園の公式グッズショップもある。「グラバーコレクションアソート・ショートブレッド」いうビスケットはなかなかうまかった(イギリス直輸入とか書いてあった)。ま、ここ出ると種種雑多なみやげ物屋が軒並べてるが(かなり増えた)。



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