九戸城 2007.7.28



所在地: 岩手県二戸市福岡字城ノ内
最寄駅: IGRいわて銀河鉄道二戸駅
別 名: 福岡城、白鳥城、宮野城
現存遺構: 曲輪、空堀、石垣
区 分: 平山城
城 主: 九戸氏、南部氏
歴 史: 1492〜1501
(明応年間)
九戸氏7代・光政(三戸南部家15代政盛の子?)が九戸から二戸に移り築城
1582(天正10)三戸南部家24代・晴政、25代・晴継が相次いで死去した後の後継者争いで九戸氏11代・政実が南部信直と対立
1590(天正18)秀吉による奥州仕置で信直が南部7郡の所領を安堵される(信直の正統性が認められ、一族は従属を命じられた)
1591(天正19)政実が信直に対し挙兵する(九戸政実の乱)が、秀吉の遣わした奥州再仕置軍に滅ぼされる
1592(文禄元)蒲生氏郷が城を改修、信直が福岡城と改称し居城とする
1615(元和元)信直の子・利直が盛岡城築城、本拠を移す
1634(寛永11)失火による盛岡城本丸焼失のため利直の子・重直が一時九戸城に移る
1635(寛永12)盛岡城仮修復、重直盛岡に戻る
1636(寛永13)廃城
1935(昭和10)国史跡に指定


IGRいわて銀河鉄道二戸駅(地名はあくまで二戸)から北東に約2km、バスで10分ほどで九戸城の入口に。入口にあった全体図。拡大

二の丸と松の丸の間の堀跡。

二の丸の端。

二の丸の切岸。

二の丸大手門跡。

大手道。

上から。

案内板。二の丸がL字形に本丸を囲んでいる。

二の丸。中央の緑が本丸。

九戸政実が用いたといわれる九曜紋の旗印。

本丸と空堀。

空堀。

本丸石垣跡。石垣はすべて蒲生氏郷による改修後の遺構。

本丸の端。

縦で。

本丸虎口跡。

広い二の丸。

二の丸と本丸の間の空堀。

石垣跡。

二の丸側はほぼ残っている。

本丸虎口。

石垣跡。

石垣跡。

本丸跡の標柱。




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