レッスルマニア2000ツアー旅行記2日目



2日目。8時起床。ホテルのレストランに朝食を食べに行くとたまたまツアーメンバーではないが一緒のホテルに泊まっていた斎藤文彦と同席になる。この人とメシ食うのも何年ぶりだろうか。もちろんフミ斎藤も昨日のファンフェストには行ったらしいが「WWFも変わっちゃったよ。X-Pacにも会えなかった」とボヤくことしきり。そうだよなあ、昔のファンフェストの聞いたイメージがあったんで「いっぱいサインもらえるかなあ」とか思ってたんだが、今のWWFを考えたらそんなのは甘い考えだったわけだ。
もともとの予定ではこの日の午前もファンフェストに行く予定であったが、内容が同じなら行ってもしかたがない、ということでモールのある「ザ・ブロック」というエリアに3人でタクシーに乗り合わせて行く。ザ・ブロックはホテルからタクシーで10分程度。さすがにこの辺は現地の人らしき姿も多いが、「繁華街」というよりは観光拠点という感じ。デカい本屋(でもマンガはほとんどなし。マンガは専門店があった)、シネコンプレックス、レコード屋、洋服屋(No Fearのショップとか)、スポーツ品店(日本語やハングルを刺繍した変な帽子が大流行)、シーフードレストランのほかはほとんどみやげもの屋。しかしディズニーランドやホテルの近くにあるみやげもの屋とは違って、ここは多少気の利いたものがあった。のでバリバリ買い物。

AMCシネコンプレックスの前ではバイオリン弾きが演奏。天気もよく、のどかな雰囲気。大したものがなければすぐにコンベンションセンターに行ってちょっとでもファンフェスト見ようかとも思っていたが、すっかり長居してしまった。帰り。「タクシー乗り場」なんてものはない。もちろん「流し」もない。ありゃ、どうすべか。さっき行ったデカい本屋で「どこでタクシー乗れますか?」と聞くと「呼んであげるよ」と電話をかけ、受話器を渡してくれる。親切だ。数分でタクシー到着、無事ホテルに帰還。

昼食はホテル近くのタコス(右写真)。今回何度食ったことか。近いのもあるがうまかったんでみんな行ってたようではある。

集合時間までまだ間があるのでホテルの連なるハーバー・ブールヴァードを歩く。1kmテクテク歩いても治安の心配は一切なし。アメリカの街にいるというよりアメリカ資本のどっかリゾート地にいる気しかしない。そのハーバー・ブールヴァードであるが、現在開発進行中。ヒルトンホテルの向かいは広大な露地のイチゴ畑だったりする(左写真。「FUJISAKI FARM」とあったから日系なんだろうか?)

立ち並ぶホテルの中のひとつ、ハイアット。

現地のトイザ“ら”スにも行ってみる。WWF関連商品(グッズではない)がいろいろあったので、パーティー用の紙皿、紙コップ、マンカインドの紙袋、吹くと先が延びる(だけ。音はなし)おもちゃなどを買う。「スターウォーズ」には及ばないが、「WWF」というのは凄いブランドなわけだ。(WCWの似たような商品もあったが、数はWWFの方が多し。)

14時40分に集合、いよいよバスでレッスルマニア2000の会場、アローヘッド・ポンドに向かう。最初は添乗員の永アさんが参加者を煽ろうとしていたが今ひとつ盛り上がらず。そこで高木選手に交代。するとさすが煽りの天才、あっという間にバスの中を盛り上げてしまう。さすがの永アさんも脱帽。

なんか飛行船が飛んでるなあ、と思ったら、レッスルマニア2000の宣伝用だった。

いよいよアローヘッド・ポンド(アイスホッケーのアナハイム・マイティダックスの本拠地のアリーナ)が見えてきた。レッスルマニアに向かう車でやや渋滞気味。

駐車場に着くとWWF専用のトレーラーが列をなして停まっていた。

その数計7台(右写真)。「スーパースター」達はもちろん選手バスなどではなくリムジンで会場入り。

近くから見たアローヘッド・ポンド。さすがにデカい。が、15時過ぎの段階ですでに会場を一周するくらい開場待ちの列ができていた。グッズ売り場は会場の外に3ヶ所。ファンフェストで売ってたのとはまた種類が違う。やはり人気は「Wrestlemania2000」のロゴ入りもの。Tシャツとジャージがあったがジャージの方がロゴだけですっきりしていたのでそちらを購入。

16時45分試合開始、ということなので16時に入場する。入り口前には「ビデオ、プロ用レンズを付けたカメラ、デジタルカメラ、ペットボトル、びん、かん類持込禁止」の掲示。私はデジカメ隠したが、なぜかサインペン(マッキー極太)を「捨てろ」と言われる。なぜなんだろう?前のアメリカ人の望遠レンズがとがめられる。その人が「預り証出してくれるか?」と食い下がると、「そんなもんはない。信用して預けるかこのまま帰るかだ」と横柄な係員。(ちなみに帰りの退場口で「返す」という作業は行われていなかった。没収された人はどうなったのだろうか?)

んでも一眼レフが電池切れ起こしちゃったんで、しばらくデジカメで撮ってるときっちり注意される。なもんでレッスルマニアの写真はほとんどなし。

TAKA&船木も当初はカードに入ってなかったが「ハードコア選手権、15分闘って勝った人はその場でチャンピオン、15分終了時でチャンピオンな人がとりあえず今日のところのチャンピオン」バトルロイヤルに出場。途中船木がひょんなことから新王者のコールを受けると盟友のはずのTAKAが船木を襲う。なんて奴だ。

結局船木は1分ほどで王座転落、今日の最終王者はハードコア・ホーリーということに。

レッスルマニア観戦記はここ。


試合終了後、とりあえずアローヘッドポンドの駐車場で予告通り三四郎集会。昨日今日で「違い」に圧倒されたらしい。

しかしロック様が降りて来ると「今日は負けたけど・・・」

「今日見たものを全部、パクってフィードバックしてやる!」

早速リキシ・ファトゥのダンスと尻攻撃を地元の子供と実践。

22時からはホテルのバンケットルームで三四郎と語る会。

かわの記者も参加。

23時になり、ターザン山本に場所を明渡すとロビーで続き。1時半まで。



3日目