WWE 1/25代々木第1体育館大会その3



第8試合 世界タッグ選手権試合
ウィリアム・リーガル&ランス・ストーム(王者組)vs ババレイ・ダドリー&ディーボン・ダドリー(挑戦者組)

ババレイ今日も大人気(右写真)。

一方の王者チーム(左写真)には大ブーイング。この2人にはブーイングできるぞ。リスペクトは持ってるから(FCイベントでの発言参照してください)。

ハイタッチで健闘を誓い合うダドリー・ボーイズ(右写真)。

先発はディーボンとリーガル。やはりスタートは腕の取り合い(左写真)、切り返し合い。ディーボンも決してリーガルに引けを取らない。リーガルはネックロックに捕らえて自軍コーナーに連れて行きランスとタッチ。

ランスエルボースマッシュ連打(右写真)、ここからしばらくディーボンがローンバトルを強いられる。

ババレイようやくタッチを受けるとクローズライン、ランスのバックを取ると力でねじ伏せてグラウンドに。コーナーに振ってスプラッシュ(左写真)、足を取ってヒザをマットに叩きつける。ディーボンにタッチ。

ディーボンロープに飛んでギロチンドロップ、2発目ランスかわしてリーガルにタッチ。リーガルはカチ上げ式のエルボースマッシュ連打(右写真)。

ディーボンもパンチで形勢逆転を図るが、ヒール王者の2人がかりの攻撃、タッチ阻止の罠から逃れることができず。リーガルはスープレックスも見せ(左写真)、基本的にはヒールスタイルだが業師であるところも存分にアピール。

リーガルはロープにディーボンのノドを押し付けつつフェースロックというエグい攻撃(右写真)。ロープ固定の攻撃も決してワンパターンではない。

ディーボンは入ってきたランスのブレーンバスターを切り返して(左写真)タッチするが、その寸前にリーガルがレフェリーのニック・パトリックの注意を逸らしておりタッチ認められず。リーガルが逆にニックのスキをついてリングイン、チンロックに。リリースしてクローズライン連打。

ディーボンはクローズラインをかわし逆にフライングクローズライン、ようやくババレイにタッチ(右写真)。

ババレイは2人にクローズライン連打、2人をコーナーに振ると2人まとめてスプラッシュ(左写真)。

ランスにはスクラップバスター(右写真)。

しかしランスはロープに振られたところをカウンターの低空ドロップキック、ババレイの下から潜り込むような形でカナディアン・メープルリーフに(左写真)。ババレイなんとかロープエスケープ。

ランスロープに振って「世界最高のドロップキック」。撮り逃がした。ランスバックを取る、ババレイ切り返してブリッジも何もないただ後ろに放り投げるジャーマンスープレックス(右写真)。これは怖い。

フルネルソンに取るとババ・ボム(左写真)。

ババレイがバックドロップに担ぎ、ディーボンが入って合体のネックブリーカードロップ(右写真)。

ディーボンがコーナーに上がり「Whazzzuuuuup!!」に行こうとしたところをリーガルが突き飛ばして阻止(左写真)。そしてランスがババレイにトラースキック、カウント3。

ランス(18分16秒 片エビ固め)ババレイ
※王者組防衛。

客席からは「We Want Table!」の大合唱。しかしババレイはこれを両手で制して完敗を認めるように握手を求める。が、王者組はこれに応じる(右写真)振りをしてパンチ、キックの連打。なんとランスがリング下からテーブルを持ってくる。会場の期待が高まる。

ダドリーボーイズあっさり反撃するとまずはリーガルに3D(左写真)。

ランスにはスーパーパワーボム・オン・ザ・テーブル(右写真)。試合中からすでに鼻血を出していたのにランスって奴は・・・・・。それでもこれで観客は大満足。当然ヨロヨロと去って行く王者組にも最後は大拍手。


第9試合 クリス・ジェリコ vs RVD

入場テーマは"King of My World"じゃなくて"Break Down The Wall"だった。こういうこともあるのか。昨日もそうだったがジェリコには結構声援が。応援ボードも数多く見られたし。

が、RVDの人気には叶わない。ジェリコ渋い顔(右写真)。

序盤バックの取り合いからロープワーク、RVDが開脚でジェリコの突進をかわして見せる。フルネルソンの掛け合い、ホイップ合戦からRVDはジェリコの目の前で「RVD」ポーズ(左写真)。ジェリコは思いっきり顔面を張る。RVDも張り返して打ち合いに。

RVDコーナーに振ってモンキーフリップ(右写真)。ジェリコ立ち上がって逆水平。

ジェリコロープに振る、RVDカウンターのソバットでジェリコを場外に落とすとトップロープノータッチのトペ・コン・ヒーロ(左写真)。リングに戻すとミサイルキック。

RVD再度コーナーに。ジェリココーナーに上って雪崩式ダブルアームスープレックス(右写真)。さらにバックドロップ、ペンデュラムバックブリーカー、ブレーンバスターで攻める。

ジェリコ変形のチキンウィングフェースロック(左写真)、リリースしてコーナーに振る、RVD背中を強打。

ジェリコロープに振る、RVD切り返してソバット(右写真)。

RVDコーナーからもう一発ソバット(左写真)。RVDキック、ジェリコも蹴り返す、RVDキャッチしてニールキック。この動きも何度も見てるんだがやるたび驚かされる。

RVDはロープに飛んでローリングサンダー(右写真)。コーナーに上ってムーンサルトプレス、これはジェリコがヒザを立ててブロック。

ジェリコ投げっぱなしのジャーマン(左写真)。RVD後頭部強打。ジェリコチョップ、RVDは打たれた胸より後頭部を押さえる。

ジェリコはウォールズ・オブ・ジェリコに(右写真)、RVDロープに逃げる。ジェリコロープに振る、RVDウラカン・ラナ、ジェリコ途中で止めてウォールズ・オブ・ジェリコに。RVDロープ。ジェリコはサマーソルトドロップ、カウント2。

ジェリコロープに飛んでライオンサルト、RVDかわす。ジェリコも着地、しかしRVDがソバット。RVDコーナーに飛び乗るとファイブスターフロッグスプラッシュ(左写真)、ジェリコかわしてジャックナイフホールド、カウント2。

ジェリコはロープに飛んでライオンサルト(右写真)、今度は決まるがRVDは2で返す。信じられないという表情のジェリコ。

RVDはハリウッドスタープレス(左写真。これアメリカではあんまりやってないよな?)、ジェリコもこれを2で返す。思わず起きる重低音ストンピング。

ロープワークからジェリコはRVDをカニばさみで倒し、ついにウォールズ・オブ・ジェリコの体勢に。一旦はロープをつかんだRVDだがブレークがかかる前にジェリコは強引にリング中央に引き戻し力を込める(右写真)。RVDついにギブアップ。

ジェリコ(19分6秒 ウォールズ・オブ・ジェリコ)RVD

闘い終わって放心状態の2人。この2人にここまでやられたらかなわんな。



その4