DDT “両国ピーターパン” 2009/8/23 両国国技館大会その8




町工場団体DDTの「成功の4つのキーワード」は
1.「クセになる五感刺激」
2.「開き直りズム」
3.「意外性コラボ」
4.「永遠の未完成系価値」だそうだ。

4.のバックに今年のマッスルハウス8の映像が使われていたのがちょっと気になる。

しかし順調に見えたDDT・高木三四郎にも不幸が(左写真)。まさに「禍福はあざなえる縄の如し」。映画「レスラー」のランディみたいに約束忘れたのが原因らしいが。ランディみたいな鬼畜なことはしてなかったのだが。

高木の相手に名乗りを上げたのが元岩手県議にしてみちのくプロレス会長のザ・グレート・サスケ(右写真)。

しかしサスケも「みちのくプロレスに居場所がない」と嘆き、今夏の鉄人リーグ戦で序盤勝ち星に恵まれなかったため逃避のつもりか肉まん屋でバイトをする始末(左写真)。

2人で仙台駅前で語り合い、アラフォー同士大人げなさを競い合う闘いをすること誓う(右写真)。ルールは1分ごとに公認凶器が入場してくるウェポンランブル。入ってきた凶器はどちらが用意したかにかかわらずどちらも使ってよい。


5th PETER PAN ウェポンランブル
高木三四郎 vs ザ・グレート・サスケ

GUNS N' ROSESの「Sweet Child O' Mine」(「レスラー」の主役・ランディ“ザ・ラム”ロビンソンの入場テーマ)をバックに、やはりランディのようにハイタッチしながら入場するサスケ(左写真)。しかし両国に詰めかけた8000を超える観客のうち3000人くらいは「みちのくプロレスのテーマ」がかかるものと思っていたのではなかろうか?サスケ、花道に出る前には誰かと話してたような映像。キャシディが止めに来てたのかな?

コスチュームはまんまランディ右写真)。

ロックアップ、高木がロープに押し込む、ブレーク。手四つからサスケ腕をひねる(左写真)、高木切り返す。しかしまともな試合はここまで。早くも始まる公認凶器タイム。

おでん(右写真)。いきなりおでんですか。DDTリングにおでんが出るといえばこの日以来。しかしこの映像が出てからブルーシートでリングを覆うまでがほんとに速かった。そうでなきゃこういう試合はできないんだよな。ちなみにサスケ側凶器の入場テーマは「吹けよ風、呼べよ嵐」(アブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマ)。

サスケは自らの舌で汁の熱さを確かめてからお玉で高木にかける(左写真)。高木逃げる。頑張れ!ダチョウ倶楽部への道はすぐそこだ。

戻ってきた高木の口に具を突っ込むサスケ(右写真)。高木は鶴太郎にはなれないか。

今度は高木の公認凶器。一気に詰め合わせと来た(左写真)。高木側凶器の入場テーマはスタン・ハンセンの「サンライズ」。

凶器が来る前にサスケは高木にジャンピングハイキック(右写真)。

そして凶器を先に取りに行こうとするが、ブルーシート上に撒かれたおでんの汁で滑る(左写真)。

高木もバケツを持った瞬間に滑る(右写真)。あー素晴らしい。

高木はラバーカップ攻撃(左写真)。高木がサスケの胸に突き立てると村田アナ「心臓に持病持ってますからね。」それはランディ。

そしてキーボードで一撃(右写真)。リング上に散らばる多数のキー。

サスケの2番目の公認凶器は自転車(左写真)。

チャリチャリ鳴らしながらリングサイドを一周するサスケ(右写真)。

2周目、高木はカウンターの有刺鉄線バット(左写真)。自転車凶器になってないし。

高木の2つ目はムチwithバンビ。つーかバンビ主役。DDTマットにバンビが帰って来た!サスケ思わず土下座。

ムチ大好きのサスケにムチを浴びせる女王様(左写真)。

高木がサスケをバンビに振る、サスケ切り返す、バンビは高木にムチ誤爆。しかしバンビはますますイキイキと高木にもムチを振るう(右写真)。積年の恨み?

サスケの3番目は「催眠術」(左写真)。

どう使うかと言うと観客に催眠術をかけて高木にブーイングや「カエレ」コールを浴びせるというもの。実況席の2人もブーイング、「カエレ」コール。

攻撃もラフになる高木(左写真)に容赦なく「カエレ」コールを浴びせる観客。素晴らしい共犯意識催眠術の威力。

高木側の3番目は携帯電話。

どう使うのかと思ったらやっぱりこれ(左写真)。サスケのトラウマに塩を擦り込む。

写真を嫌がったサスケ(右写真)は携帯をバキッと折ってしまう。逮捕ものだ。

こういう字幕(左写真)が出たが、携帯折られたくないのでやりません。

サスケ側の4番目の凶器に最強兵器・加代子夫人が(右写真)。

物凄い勢いで突っ掛かる加代子さん(左写真)。

加代子さん張り手、サスケ首固め(右写真)、カウント2。

ダブルの股裂き、サスケのボディスラムから加代子さんのムーンサルトプレス(左写真)、披露宴大阪でのウェポンランブルに続き3回目かな。サスケがカバーするがカウントは2。

高木も対抗するかのようにサスケの奥さんと娘さんを出してくる(右写真)。

奥さん初めて見た(左写真)。これが食事の約束をすっぽかされて激怒した娘か(それは映画。この人は娘さんではなくてタレントさんだそうです。)。

竹刀でサスケを打ち据えるメリー夫人(右写真)。

サスケはいろいろ大ダメージ(左写真)。

メリーさん退場し、高木はプーさん攻撃(右写真)。

サスケの続いての凶器は和桶。高木「どうやって使ったらいいんだよ!」
とりあえず桶の底に互いをぶつけ合う。

すでに何度も経験してるサスケは桶の底を上にして高木を寝せ、自らはコーナーから飛ぶが高木難なくかわしサスケは自爆(右写真)。高木カバー、カウント2。

高木はさらにボディスラム、カウント2。背中にキック、キーボード攻撃(左写真)、カウント2。



試合の途中ですがその9へ。